ファミリーからカップルまで根強い人気の上越国際スキー場の魅力に迫る

スキー場情報

新潟県の米処で有名な南魚沼市樺野沢から十日町市当間にかけて位置する、日本屈指の大きさが自慢の上越国際スキー場。単体のスキー場では国内最大級とも言われています。中級を中心に、子供から大人までが幅広く楽しめる、個性豊かなコースからなるビッグゲレンデです。

日本最大規模の大きさを誇る上越国際スキー場

敷地面積1,000万m2の広さを誇る上越国際スキー場。その大きさはなんと東京ドーム24個分に匹敵するとか。初級者から上級者まで、またスキー、スノーボード、キッズパークと、それぞれの内容に合わせたゲレンデ作りを行い、また一方では様々なレベルのプレイヤーに対応できるよう工夫を凝らしたゲレンデには、毎年全国各地から多くのスキーヤー、スノーボーダーが訪れています。

上越スキー場の特徴

広大な敷地を4つのエリアで構成した複雑なコースレイアウトが特徴の上越国際スキー場。ゲレンデは、コブ斜面のある上級者限定の大別当ゲレンデや斜度はキツいものの、ロングコースで中級者が楽しめる大沢ジャイアントコースのあるアクティブゾーン、ホテル前に位置し、ビギナーや子供でも楽しめるマザーズゾーン、全体的に中級者向けのコースが多いパノラマゾーン、雪質の良い北向きの斜面で混雑の少ない当間エリアを含むフォレストゾーンに大別されています:

滑りをワンランクアップさせたいなら40年の歴史あるスクールへ

ゲレンデデビューのビギナーはもちろん、今の自分の滑りをもう少しランクアップしたいならスクールに行ってみるのもおすすめ。上越国際スキー場のスキー・スノーボードスクールで指導を行う約100名の優秀なスタッフは、1,000名規模の団体やSAJ公認A級大会といった大規模なイベントのサポートをしているメンバーたちなので腕も確か。「雪を楽しむ」をコンセプトに、受講生のレベルとニーズに合わせた指導をしてくれます。

上越国際スキー場公式サイト

ゲレンデごとに食事も充実!エリア別おすすめレストラン

敷地が広いだけあって、滑走途中の食事やブレイクタイムで立ち寄るレストランの数は結構多め。4つのエリアごとに、各2店舗くらいのレストランが点在しています。定番のカレーやラーメン、お蕎麦などに加えて、ご当地グルメがゲレ食で楽しめるお店もあります。

マザーズゾーン
モンブラン:カレー、もつ丼、うどん、マンスリー豚丼など
ヨーデル:カレー各種

アクティブゾーン
サンモリッツ:カレー、どんぶり、ラーメン、マンスリー豚丼
チロル:カレー各種

パノラマゾーン
おしるこ茶屋:おしるこ、うどん、カレー、海老舞茸天重

フォレストゾーン
リモージュ:カレー、たれかつ丼、ラーメン
ホルン:カレー、パスタ、ポトフ、富士宮焼きそば
展望台:自動販売機のみ

カップルにおすすめのポイント

上越国際スキー場では4つのエリアべつにコースが展開されていますが、中でも滑走距離が長めなコースが揃っているのがパノラマゾーン。中級者向けのゲレンデがほとんどですが、広大な自然を楽しみながら迂回路をゆったりと滑走していくコースなどはカップルにおすすめ。また、アクティブ派のカップルならフォレストゾーンで展望台からの絶景を楽しみながらの滑走も盛り上がりそうです。また、スキーを楽しむ一方では、観光名所が多いのもこのエリアの特徴。宿泊型なら1日は滑走を楽しみ、1日は観光を楽しむのも一案です。

クルージング気分のロングランでカップル滑走が楽しめる!

上越国際スキー場のゲレンデは比較的中・長距離のコースが多く、自然の景観を楽しみながらのカップル滑走も可能。特にパノラマゾーンのファミリー林間コースは傾斜も緩やかなロングランコース。カップルで並んで滑走しながら、周囲の景観をゆったりと楽しむことができるので、カップルにお勧めです。

周辺観光が楽しめるのでカップルにおすすめ

せっかく新潟まで来たのだから、スキーだけじゃなくて観光も楽しみたい!というカップルは周辺観光をおすすめ。上越国際スキー場の周辺には、越後一の禅寺やユネスコの無形文化財になっている塩沢つむぎなど、コアな観光スポットが点在しています。スキー、スノボを楽しみがてら、宿泊をして翌日はゆっくり街巡りをして観光を楽しんでみては?

三国街道 塩沢宿 牧之通り

江戸と越後を結ぶ三国街道沿いの宿場町として栄えた塩沢宿。豪雪地帯としても知られるこの地では、伝統工芸品の塩沢紬や、現在では重要無形文化財とされている越後上布などを特産品とする「織物の地」として発展してきました。牧之通りは、道路改良事業をきっかけとして、塩沢を次の世代へ受け継いで行ける街づくりを目指し、地域の住民たちが雪国特有の雁木の町並みや当時の宿場町の様子を風情も豊かに再現しています。平成23年には都市景観大賞「都市空間部門大賞(国土交通大臣賞)」を受賞しています。当時の様子をそのまま今に映した宿場町の様子は一見の価値ありです。

施 設 名: 三国街道 塩沢宿 牧之通り
住   所:新潟県南魚沼市塩沢1112-32
問い合わせ:025-783-3377(南魚沼市観光協会)

雲洞庵

直江兼続、上杉景勝が幼少期に学んだ曹洞宗のお寺として知られる雲洞庵。県の指定文化財とされている本堂は、室町時代永享年間に建立され、新潟県出雲崎の大工群(棟梁は小黒陣内)によって再建されて、最も優れた近世寺院建築となったとされています。
赤門から続く参道の石畳の下には、一つの石に一文字の法華経が埋められており、この石畳を通って本堂まで向かい、お参りをすると万福多幸のご利益にあやかることができると言われているそうです。

施 設 名: 越後一の禅寺 日本一の庵寺 雲洞庵
住   所:新潟県南魚沼市雲洞660
問い合わせ:025-782-0520
拝 観 料:¥300
拝 観 時 間:10:00~15:30(12月~4月中旬) / 9:00~17:00(4月中旬~11月)
(※受付は終了30分前まで)
定休日 毎週水曜(但し、祝日・正月期間を除く)

塩沢つむぎ記念館

国の重要無形文化財として知られ、ユネスコの無形文化遺産登録もされている、越後の上布に出会える塩沢つむぎの記念館。上布の原材料は苧麻(ちょま:イラクサ科の多年生植物)の茎の靭皮繊維(外皮の下にある柔らかい内皮)部分。この繊維から作られた上布は、上質で薄く、撥水性や吸水性、通気性に優れ、肌触りはさらっとしており、夏物の麻織物として珍重されています。

江戸時代には30万もの生産記録があるそうですが、現在では幻の織物と言われています。塩沢紬はこの麻織物の技術を絹織物に応用したもの。1764年にはすでに創られていたそうです。つむぎ記念館では、この布に関する伝統技術と文化の魅力をあますことなく紹介。こちらでは織物体験や小物作り体験などができるので、ぜひ悠久千年の昔より伝わるその文化の魅力に触れてみてください。

施 設 名: 塩沢つむぎ記念館
住   所:新潟県南魚沼市塩沢1227-14
電話番号:025-782-4888
営業時間:9:00~17:00
休 館 日:年末年始(改装・薫蒸)
見 学 料:1階 展示販売場 無料/小物づくり 実費 / 2階 織工房・資料室 大人300円 小児150円 / 機織り体験700円より / 物作り体験700円より

上越国際スキー場がファミリーリピート続出の理由

上越国際スキー場はキッズ向けのスポットが多く、親子で楽しめるゲレンデがいっぱい。加えてスノーアクティビティも豊富なので、一度知ったらシーズン中に複数回訪れる家族連れが多いことでも知られています。またこのエリアにファミリー向けのゲレンデが充実しているのも理由のひとつ。具体的にそのポイントについてみてみましょう。

キッズ向けのゲレンデやスポットが充実しており、ファミリーにおすすめ

上越国際スキー上には、スノー地チュービングやエア遊具、スノーストライダーを始め、雪合戦や雪だるま作りといった雪遊びが楽しめる「マザーズゾーン」や、ソリランド、スポンジ・ボブのキャラクターアイテムを設置したスキー、スノボコースのスポンジ・ボブキッズパークなど、親子で楽しめるゲレンデやスポットが充実。小さなお子様連れでも安心して楽しむことができます。ソリはホテル内のサロモンステーションでレンタルすることも可能です。(1日600円)

キッズパーク

ホテル前ゲレンデにあるキッズパーク。遊んでいるうちに、いつのまにかスノボやスキーができるようになっちゃうキッズパーク。子供専用なので、安心・安全に滑走チャレンジをすることができます。

キッズパラダイス

プラスチックハウスやスノーチュービング、スノーストライダーに雪のアスレチックと、子供の好奇心をくすぐるアイテムがいっぱいのキッズパラダイス。エリア全体に仕切りがあるため、広大なエリア内でも安心して過ごすことができます。

ソリランド

雪遊びの原点を追求したソリランド。ホテル前ゲレンデに位置し、色々な種類のソリを使って、子供一人で、もしくは親子でソリが楽しめます。ムービングベルトやソリチュービングエアールームなど、種類豊富な進化系ソリが揃っているので、子供の頃に戻ったつもりで無邪気にソリを楽しむというのもたまにはいいかも。

子供向けイベントも盛り沢山。家族連れにおすすめ

ちびっこトライアスロンやソリレース、チュービングに乗りながら質問に答える○×クイズ、雪上運動会など、親子で一緒に参加できる、お楽しみイベントが目白押し。レースで勝つと賞品がもらえます。一人で参加するもよし、親子で力を合わせて挑戦するもよし。賞品がもらえる確率は約5分の1。ぜひチャレンジしてみてください。

宿が充実しており、家族連れにおすすめ

思いきりスキーやスノボを楽しむなら宿泊型の旅行をおすすめ。特にこのエリアはスキー場の近隣に宿が多く、スキー場の特性もあって家族連れに配慮した宿が多いのも特徴です。

ホテルグリーンプラザ上越

上越国際スキー場のゲレンデにあるホテルグリーンプラザ上越は、なんといってもゲレンデ直結という抜群のアクセスが魅力。また館内には自家源泉を引き込んだ肌にやさしい「樺野沢温泉」や、南魚沼産のコシヒカリや新潟の旬の味覚が新潟の地酒と共に楽しめるさまざまなレストラン、親子2世代、3世代でゆったりと過ごせる和洋一体の客室など、友達同士から家族での旅行まで、幅広く対応してくれる万能型のホテルです。ゲレンデ内のホテルだけに、温泉は日帰りでも楽しめる配慮も。ヒバの香織と温泉との相乗効果でスキーやスノボの後アメニティやスキンケアアイテムも備えつけがあるのは女子としては嬉しいポイントです。

ホテルグリーンプラザ上越の詳細はこちら

旬彩の庄 ホテル坂戸城

エントランスから和を感じるホテル坂戸城。源泉掛け流しの温泉と南魚沼産のコシヒカリが自慢の和風宿です。中庭が見えるラウンジや新潟産のお土産が購入できる土産処、信州の美味を堪能できるレストランと、施設も充実していますが、特筆すべきは風呂に小判が埋め込まれた「開運茶室露天風呂」。甲子大黒天本山にて開運を授かるようにと祈願した小判を使用して浴槽が作られています。

ここには、その昔、上杉家執政の直江公が豊臣秀吉の誘いを断ったという逸話から来ているとか。そんな歴史物語に思いを馳せながら湯船にゆったりと浸かって、滑走を楽しんだ後の疲れを癒しましょう。露天風呂の他、季節ごとの薬草等を入れた大浴場、低温でじっくりと体を芯から温めてくれるアロマサウナや水流と気泡で体を揉み解すジェットバスなど、スキー・スノボあとの体を癒してくれる様々な設備が整っているので、2世代、3世代で宿泊をしながらゆっくりとホテルライフが楽しめます。

旬彩の庄 ホテル坂戸城の詳細はこちら

まとめ

国内最大規模の大きさを誇る上越国際スキー場。4つのエリアからなるゲレンデには22本のコースがあり、最も多いのは中級者向けですが、初級から上級、ファミリー向けまで幅の広さがあることも特徴のひとつ。スキーとスノボの割合は7:3とスキーヤーが多め。広大なゲレンデをゆったりと滑走したい人にぴったりのスキー場と言えそうです。

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