大阪や京都在住の方の場合、長野や新潟へのスキーは一泊前提のためスケジュールが組みづらいという悩みを抱えている方も少なくないはず。そんな時、週末などを利用して、日帰りでスキーを楽しみたいという方におすすめなのが兵庫や滋賀のスキー場です。今回はこのエリアにあるスキー場の魅力についてご紹介します。
(関西)兵庫・滋賀エリアのスキー場と特徴、魅力
日本国内には、約500ものスキー場があると言われていますが、国内のスキー場が一番多いのは長野県で、次いで、北海道、新潟県と並ぶなど、関西圏にはあまりスキー場がないイメージがあるかもしれません。
しかし、しかし雪が多い滋賀県と兵庫県の北部を中心に関東や東北からやや遅れるものの12月〜翌3月に渡って楽しめる魅力的なスキー場も少なくありません。特に滋賀県は交通のアクセスが良く大阪や京都から比較的近いため、移動は1~2時間程度で済み、日帰りスキーに最適な場所といえるでしょう。
また、滋賀では琵琶湖を見下ろしながらの滑走など、豊かな自然と地形を生かしたスキー場が多く、有名エリアほど荒らされていないパウダースノーを満喫できるなどたくさんの魅力があります。
兵庫・滋賀エリアのスキー場の特徴
今回ご紹介する兵庫県や滋賀県はどんなスキー場なのでしょうか。それぞれ簡単に特徴をまとめてみたいと思います。
兵庫県の良さはなんと行っても大阪、京都からのアクセスの良さ。そして西日本最多のゲレンデの数。同時に但馬牛や冬にシーズン本番を迎える但馬産松葉ガニなどの全国的に有名なグルメなどもあり、日帰りだけでなく、一泊して地元グルメを堪能して帰るスキーヤーもいるようです。
関西有数のスキー場を誇る滋賀県。阪神、名古屋など広いエリアからアクセスでき、交通の便も良いため関西圏から日帰りで遊びに行くのにピッタリのエリアです。スキー場の数そのものは他の有名エリアと比較してそう多くないものの、雪質やロケーションの良いゲレンデが揃っているのが特徴です。
編集部おすすめの兵庫のスキー場
まずは兵庫県から、数ある中から編集部おすすめのスキー場の特徴をご紹介したいと思います。あわせて、関西の主要エリアから該当スキー場までの日帰りツアーもご紹介していますので、ぜひ検討してみてくださいね。
安定した積雪量と雪質を誇る「おじろスキー場」
但馬地方のスキー場の中でも安定した積雪量と雪質を誇る「おじろスキー場」。「ふれあい温泉おじろん」近くのゴンドラステーションなどから、8人乗りゴンドラで一気にゲレンデまでアクセスできる利便性の高さも好評です。また、キッズパークもありファミリーで楽しむ姿も見られます。
中腹から麓にかけて2.1kmのロングコースが自慢の「氷ノ山国際スキー場」
中腹から麓にかけて2.1kmのロングコースが自慢の「氷ノ山国際スキー場」は、兵庫県の国体予選会、高校総体、中学総体のスキー会場となっているほか、西日本で唯一の全日本スキー連盟(SAJ)が定めるアルペンスキーの技能テストの認定バーンを有しています。
滑りごたえのあるコースだけでなく、キッズ向けにソリ遊びなどができるユキノパークキッズスマイルパークなどを用意。お子様連れの方も十分に楽しめます。
一度は行ってみたい滋賀エリアのスキー場
自然を生かしたコースや迫力の大パノラマを特徴とするスキー場が多い滋賀県。あわせて、多彩なコース構成やキッズパークを充実させ、幅広い層から支持されれているスキー場があるのも特徴です。
ゲレンデから一望できる琵琶湖の眺望が魅力の「箱館山スキー場」
最大斜度は39度の箱館山の山上にあるゲレンデから見渡せる琵琶湖の眺望が美しい「箱館山スキー場」。ゲレンデには山麓の駐車場やバス停からゴンドラで入山できます。
なお「初級者コース」とされている2コースと「中級者コース」とされている5コース、合わせて7コースで構成されており、このほかに、歩くスキースノーシューコースと全日本スキー連盟公認箱館山クロスカントリーコースがあり、キッズパークも設置されています。
キッズパラダイスが人気のファミリー向けスキー場「国境高原スノーパーク」
滋賀県と福井県の県境に位置する「国境高原スノーパーク」は駐車場の目の前がゲレンデというアクセス抜群のスノーパーク。変化に富んだ5つのコースは全体的に中斜面のゲレンデのため初心者の方でも安心して楽しめます。
またとお子様向け施設も充実。ムービングベルト移動して、ソリ遊びや雪遊びが楽しめるお子様専用エリア「キッズパラダイス」や、滑りたてのお子様などが楽しめる、充実したアイテムが設置されている通称”こそ練道場”「スロープパラダイス」もあります。
関西エリア最大級!多彩な12コースを用意した「グランスノー奥伊吹」
関西エリア最大級のスケールと、全12コースの多彩なコースバリエーションが自慢の「グランスノー奥伊吹」。初・中級者が快適に滑走できる杉の木ゲレンデや、縦長の緩斜面が人気のファミリーコース・しゃくなげゲレンデから、30度を超すハードなコブ斜面があるチャンピオンコース、最大斜度46度の最上級者向けニューチャレンジコースまで、自然の地形を活かし変化に富んだコースにより初心者から上級者までが満足できるコースが揃っています。
また、上記の12コースから隔離する形でちびっこゲレンデもあり。加えて、キッカー、ボックス、レールを中心にレベルを問わずに楽しめるスノーパークやそり遊び、雪遊び場所として利用できるちびっこゲレンデなどお子様も満足なコースを用意しています。
【難波OCAT発】朝発バス日帰りグランスノー奥伊吹へ行くなら
まとめ
灯台下暗し。関西から時間をかけて新潟や長野を目指すだけでなく、近場の関西にもこんなに魅力的なスキー場があります。週末やすこし時間が取れた連休などを活用して日帰りなどで兵庫や滋賀のスキー場にもぜひ、足を運んでみてください。きっと新たな発見があるはずです。