3月に入ってからの気温の高さと”冷たくない風”により融雪が急速に進んだことで、一本ブナダウンヒルコースの終盤と中綱ビギナーズゲレンデの積雪が少なくなって来ました。一方、中央ゲレンデには3/10(水)現在で175cmとまだまだたっぷりと雪があります。この量は暖冬少雪だった昨シーズンより80cm以上多く、2017-18シーズンや2018-19シーズンと同水準です。
ワイドな緩斜面の鹿島ゲレンデ(写真、最大斜度17°/平均斜度13°)はこの時期になるとザラメ雪の圧雪バーンが緩んで来るのが早くなります。この上部にあるコース1-A(写真右奥、最大斜度28°/平均斜度16°)は変化に富んだ中~急斜面。第1クワッド(940m)で効率よく回せます。
北向きのコース5-A(写真、最大斜度28°/平均斜度19°)はきれいに圧雪の入る中斜面。スピードに乗って一気に滑り降りると非常に爽快です。非圧雪急斜面のコース5-B(最大斜度35°/平均斜度21°)とコース5-C(最大斜度38°/平均斜度23°)は大きなコブが貼り付く手強いコースです。
晴れれば中央ゲレンデの各所から爺ヶ岳(写真右奥)や鹿島槍ヶ岳と言った北アルプスの名峰を望むことが出来ます。尚、3/14(日)に「長野オープンクロスゲーム鹿島槍CUP」、3/20(土)にカヤッククロスゲーム「カヤックロス2021」、最終日の4/4(日)にMTBスノーダウンヒル大会「第1回SPEEDEST鹿島槍」とユニークかつ比較的規模の大きな大会が予定されています。