八ヶ岳連峰の北東エリア。わかさぎの穴釣りで知られる松原湖にほど近い、オールシーズン対応型の高原スキーリゾートです。積雪は人工降雪機が主体ながら、八ヶ岳エリアのスキー場の中では最大のゲレンデ規模。約2,5kmのロンダウンヒルが楽しめ、変化に富んだコースレイアウトはエキスパートクラスのスキーヤー&スノーボーダーに人気です。また冬場の晴天率が80%と高いため、標高1,780mのゲレンデトップからの眺めも最高。メニュー豊富なカフェテリアやステーキハウスなどの施設が充実し、贅沢なスノーライフが満喫できるスキー場です。
ゲレンデ中腹のリゾートセンターからすぐに滑走可能
小海リエックス・スキーバレーは「シャトレーゼスキーリゾート八ヶ岳」と同じく、ケーキやお菓子を全国展開するシャトレーゼが運営しているスキー場です。オリオンツアーのバスの到着はリゾートセンターのすぐ近く。更衣室やレンタルコーナーはすべてリゾートセンターに整っており、しかもここはゲレンデの中腹にあるので、準備ができたら即座に滑り出すことが可能です。
ワイドで緩やかなブライトホーンは初級者が安心して滑れるコース
リゾートセンターのすぐ横には、「メンヒ」というコースに向かう第5ペアリフト(641m)が設置されています。でも、まずはゲレンデボトムに向かい、第2ペアリフト(497m)を利用して「ブライトホーン」での足慣らしがオススメです。このコースはとてもワイドで緩やかなので、初級者や子ども連れのファミリーも安心。また、リゾートセンター横にはキッズパークが用意されています。
超ロングな第1高速クワッドリフトを利用してガンガン滑ろう!
調子が出てきたら、このスキー場のメインリフトともいえる第1高速クワッドリフト(1,337m)に乗ってイッキにゲレンデ上部へ。リフトを降りると、右側に中級向きで最大斜度20度の「ラバーホーン」、左側に上級向きで最大斜度32度の「アイガー」という2本のコースが開かれています。ただ、アイガーは1月16日の段階でまだ積雪が十分ではなく、残念ながらクローズ。
一方、「ラバーホーン」は雪のコンディションがよく、適度な斜度変化もあって滑走はとても快適。途中コースは二手に分かれ、「ユングフラウ」と「ブライトホーン」の、それぞれのコースに滑り込むことができます。「ユングフラウ」は「ラバーホーン」の続きといった感じで、快適な中斜面。途中、レールパークやジャンプ台などが設置されています。
モーグル好きやレーシング愛好者も楽しめる
第1高速クワッドリフトをくぐり抜け、「ラバーホーン」から「ブライトホーン」へと連絡するコースにはモーグルバーンが設置されていました。人工的に規則正しいリズムのコブがつくられているので、モーグル好きの人にはいいトレーニングになるのでは。
そのまま「ブライトホーン」を滑り降りていくと、コース途中から第5リフトで「メンヒ」に向かうことができます。「メンヒ」は最大斜度18度、600mほどの一枚バーンで、スピードに乗ったロングターンのクルージングが気持ちのいいコース。レーシングトレーニングなどにも好適で、GSのポールを張って練習しているチームも。
「エーデルワイス」はメニューが豊富な大型カフェテリア
「小海リエックス・スキーバレー」の食事施設は、ゲレンデボトムにある「エーデルワイス」とリゾートセンター横の「ステーキハウス・シェラ」(土・日のみの営業)の2カ所。
「エーデルワイス」は450席を備えた大型のカフェテリアで、天井が高く開放的な雰囲気。丼物や各種の洋食、もちろんシャトレーゼのケーキやアイスクリームも用意されるなどメニューバリエーションが豊富で、ラーメンコーナーも充実しています。
また、ゲレンデ内に食事施設はないけれど、リゾートセンターの2階が無料休憩所として開放されています。売店でスナックやドリンクを求め、ゆったりくつろいでみてはいかが?
気軽にロングクルージングが楽しめるスキー場
オリオンツアーの「小海リエックス・スキーバレー」プランは朝発日帰りで、バスの出発はJR町田駅ターミナル口。現地滞在は約5時間30分ですが、ゲレンデの規模が大きくリフトの機動力も充実しているので、「ガンガン滑りたい派」の人も十分満足できるはず。志賀高原や白馬方面に足を運ばなくても、気軽にダイナミックなロングクルージングが楽しめるゲレンデです。
- オリオンツアーの小海リエックス・スキーバレープランはこちら https://www.orion-ski.jp/ski_area/gelandes/show/218
- 小海リエックス・スキーバレー公式サイト http://www.reex.co.jp/KOUMI/SKI/