映画を見るとスキー場に行きたくなる!おすすめの5選!

スキー場 映画

コラム

映画では、さまざまなウィンタースポーツが描かれています。その中でも雪山を滑走していくスキーやスノボのおすすめの映画を集めました。青春的な映画をはじめとして、ラブロマンスやサスペンスまで雪山を舞台にした作品があります。見ているだけで今すぐにでもスキー場に出かけたくなるようなおすすめ作品です。

モーグルと青春を描く『銀色のシーズン』

銀色のシーズン

雪山を舞台にした映画で、スキーの選手を挫折した主人公と、婚約者を事故で失った花嫁が出会う話です。主人公たちは、スキー場で当たり屋のような生活をしていました。悪徳なことばかりしていた主人公の城山銀が綾瀬七海に出会います。
銀はモーグルの元選手であり、その姿を見るだけでもスキーがしたくなるでしょう。こうした映像を支えているのが音楽であり、話を大きく盛り上げてくれています。ストーリーにもあまり無理はなく、大自然を感じられる映像が醍醐味です。感動ドラマとしても楽しめますが、雪山に出かけてみたくなるような作品です。

雪山の青春映画の代表作といえる『ゲレンデがとけるほど恋したい』

ゲレンデがとけるほど恋したい

4人の恋物語が紡がれた作品で、スキーやスノボをはじめ、さまざまなウインタースポーツが出てきます。舞台はニュージーランドであり、美しい風景が映像に広がっていきます。恋心を描きながらも、失敗してしまったスノボでのチャレンジに再び挑戦していくというストーリーです。
同名の曲から作られた映画であり、曲とともに展開が広がっていきます。青春ストーリーとして好みが出てきますが、美しい街並みや草原を含めた大自然を見ていると、自分でも出かけてみたいと思わせてくれる作品です。特に大自然の雪山をバックに滑走するスノボの姿は、今すぐにスキー場へ出かけたくなるほどおすすめです。

サスペンス要素も強い『疾風ロンド』

疾風ロンド

売れっ子作家による原作を映画化したのが疾風ロンドで、人間ドラマでありながらも、サスペンスとコメディが共存しています。サスペンス性の強い原作が多かった中で、疾風ロンドはコメディ色が強く出ているのが特徴です。
雪山で撮影されたシーンが多数あり、見ているだけでスキー場に行きたくなりますが、これはなによりも映像の迫力があるためです。チェイスシーンには超小型のアクションカメラが利用されており、自分で滑っているような視点となっているため、大迫力を感じられる映像が広がります。
主人公は、スキーから20年も離れており、まったく滑れない状態でボーゲンすらうまくいかない状態です。こうした姿を見ているだけでも、どこかうずうずしてくるでしょう。濃いサスペンス要素も持っているため、青春映画とは違った楽しみ方ができます。

山の厳しさを教えてくれる『岳-ガク-』

岳

岳-ガク-は、これまであまり作られてこなかった視点での山岳映画です。漫画が原作ですが、山岳救助ボランティアとして活躍している主人公を中心に、さまざまな物語が広がっていきます。山という厳しい環境を感じるだけではなく、その反応などからもリアリティーを感じることができる作品です。登山やスキー場に出かけるときには、本当に危険なこととは何かというのを考えさせてくれるでしょう。
この作品の大きな特徴として、小細工やどんでん返しといったサスペンス的な部分はありません。もっとストレートに語り掛けてくる映画であり、山という自然の中で人間ができることの限界を知ることができます。最善を尽くすとは一体何か、困難な状況でも望みを捨てない姿から、山の難しさを感じられる名作です。
どうしても山岳救助というところに視点が集まりますが、美しい映像をバックに広げられるストーリーから、多くのことを考えさせられます。感動作品という意味では、ストーリーと映像の両面で心を揺さぶられるでしょう。

ラブロマンスもありながら選手の取り組みもわかる『スノーボーダー』

スノーボーダー

ど迫力のアクションが待っているのが、フランス映画のスノーボーダーです。世界最大のスノボの大会が舞台ですが、実際にあまり興味がない人でも楽しめるほどの迫力で作られました。スノボの滑走シーンもかっこよく、経験者なら今すぐスキー場へ向かいたくなるような映像が待っています。青春ものとしてのストーリーも持っており、ラブロマンスもあってどこか青臭い気分にさせられながら、雪山の景色を楽しめるのが本作品です。
映像の中には、トレーニングなどの風景もあり、スノボをはじめたばかりの人にとっても面白いでしょう。日本ではトリックがスノボの楽しみ方として広がりを見せていますが、雪山滑走の楽しさも伝わってきます。

まとめ

どの作品も、冬の雪山というのが大事なキーになっています。ヒューマンドラマの中にスキーやスノボが出てくるというだけでも、楽しめる人が多いでしょう。こうした映画をきっかけに始めてみるのも、ウィンタースポーツの入り方の一つになってきます。映像作品として楽しめますが、自然を相手にしているという意味で名役者さんたちがいろいろなことを教えてくれます。

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