群馬県にスキー、スノボに行ったら是非人気グルメや名物料理を食べてみたいものです。群馬県といえばこんにゃくが有名ですが、それ以外にも美味しい郷土料理がたくさんあります。その中から特に写真に撮ってSNSで発信しても喜ばれそうなものを6選ピックアップしています。
おっきりこみ
おっきりこみは群馬の伝統食で給食にも登場するほど地元の人にとっては身近なご当地グルメです。幅広の麺、里芋や大根などの野菜をふんだんに入れて煮込んだ料理で、レストランで食べる料理と言うよりはお袋の味といった感じで、各家庭によって入れる具材や味に微妙な差があります。
群馬の水はけの良い土地柄は小麦作りにとても向いていたため、粉もんの文化がある地域です。麺を長いまま使用するのではなく、切って入れてを繰り返すことでおっきりこみという名前が付けられました。塩を入れずに打った生麺がとろりとスープに絡んで、身体の芯から温まります。高崎駅周辺など提供している店舗はたくさんあり、中には専門店もあります。その他コンビニなどでも売られているので、気軽に食べることができます。
おっきりこみうどんはお土産としても売られているので、自宅で食べてもお土産としてプレゼントしても喜ばれます。作り方は野菜を煮込んで味を調えてから、生麺を入れるだけです。鍋の〆としても良いです。
こんにゃく料理
群馬名物といったらほとんどの人がこんにゃくと答えるほど、こんにゃくが有名な地域です。火山灰の多い群馬県は水はけの良い土地でこんにゃくの栽培に適しています。さらにこんにゃくの成分は90パーセントが水ですが、利根川の美味しい水が手に入ることも名産になった理由の一つです。実はこんにゃくは腐敗しやすいデリケートな食物です。群馬県はたくさんのスキー場があることからみても冬は雪が降りとても寒く、こんにゃくを保存するにも適しているのです。
地元ではこんにゃくを使った料理が大変よく食べられていて、おでんや刺身、みそ漬けなどたくさんのグルメがあります。低カロリーで食物繊維がたくさん含まれているので健康に良く、特に女性はダイエットや美容に良い食べ物として喜ばれています。ゲレンデなどでも食べることができますが、こんにゃくでつくったラーメンやうどんは、夜遅くお腹がすいてしまった時などにカロリーを気にしないで食べることができるのでとても重宝します。お土産に購入するのも良いです。
焼きまんじゅう
焼きまんじゅうは江戸時代から庶民に親しまれてきた群馬県の名物グルメの一つです。中には何も入っていませんが、白いまんじゅうを長い串ににさして、やきとりの様にじっくり焼き上げます。そこに甘辛い味噌だれをたっぷりと塗っていただきます。ほかほかでふわふわの食感が特徴です。群馬県にはたくさんのご当地グルメがありますが、たいていは東京都内で食べられるところがあったり、インターネットでお取り寄せができることが多いのですが、この焼きまんじゅうだけは群馬県でなければ食べられません。
群馬県は水はけが良い地域のため、古くから小麦の生産が行われてきたため、粉もんの文化が根付いています。その中の一つが焼きまんじゅうで、作り置きをしないでオーダー毎に焼いてくれるのでアツアツの状態で食べられます。
県内一の老舗の焼きまんじゅう屋は前橋市にある原嶋屋総本店で、素まんじゅうのみを使用してタレを何度も塗って味を染みこませています。古風な瓦屋根の店舗では囲炉裏を囲みながら店内で食べることもでき情緒たっぷりです。その他伊勢崎市、太田市、館林市など群馬県全体で食べられる店舗があります。
水沢うどん
群馬県の温泉街としても有名な伊香保のグルメです。秋田の稲庭うどん、香川の讃岐うどんと並んで日本の三大うどんといわれ、つるつるの食感が人気の水沢うどんです。その歴史は深く、水沢観音として知られる水澤寺に参拝する人たちのお腹を満たせるように提供したことが始まりです。
現在でも水澤寺の約4キロにおよぶ参拝道には、水沢うどんを提供している店が並んでいます。もちろんお店によって麺の太さや食感、出汁も違います。中でも一番の老舗と言われるのが清水屋で、天皇御用達の程よいコシとつるっとした食感がおすすめです。
実は水澤寺はパワースポットとしても知られているので、スキーやスノボの帰りに立ち寄って、水沢うどんでお腹を満たすのも良いです。水さわうどんには縁結びの効果もあるといわれています。
上州太田焼そば
土地を生かして小麦作りが盛んな群馬県では、上州太田焼きそばという人気グルメがあります。特徴は通常の焼きそばよりも麺が太いことです。シャキシャキのキャベツと共に炒めて、青のりと紅ショウガをのせたシンプルな焼きそばですが、各店舗自慢のソースと太麺とのバランスがとても良いです。
日本の工業地帯として栄えてきた太田町で働く人にとって、焼きそばは安くてボリュームがあり、のびないためいつでも食べられる食事として人気があったのが今ではご当地グルメとなりました。
現在太田市には80店舗の上州太田焼きそば店があります。それぞれの店舗の情報は上州太田焼きそばのれん会のWebサイトにあり、それぞれの特徴や営業時間、定休日を確認することが出来ます。
いせさきもんじゃ
出典:いせさきもんじゃの特徴
もんじゃ焼きというと、お好み焼きを少し崩した様なイメージを持つ人も多いですが、群馬県で有名なグルメのいせさきもんじゃは少し違います。あまり具が入っておらず、ソースが効いていて食事というよりおやつのような感覚です。かつて伊勢崎地域の駄菓子屋の片隅にはたいていもんじゃコーナーがあり、子供のおやつとして人気がありました。
特徴は基本のベースにイチゴシロップを入れることです。これを地元民はアマと呼び、カレー粉が入ったものをカラとよびます。お好みによってアマやカラ、時にはアマカラを注文して楽しむのがいせさきもんじゃです。
現在でもイチゴシロップ入りのいせさきもんじゃを食べられるところがあります。伊勢崎YEGのWebサイトに提供している店舗の地図があるので、是非参考にして甘いもんじゃや辛いもんじゃを食べてみてください。
まとめ
群馬県で是非一度は食べてみたい名物グルメを紹介しました。暖かいものから甘いもの、気軽に食べられるものまで幅広くあります。スキー、スノボの後には美味しい食事も楽しみの一つです。せっかく群馬に行ったのなら、ご当地グルメも味わって楽しみを増やしてはいかがですか。
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