蔵王温泉スキー場にはその名にある通り、スキー場周辺には温泉が点在し蔵王温泉街をなしています。スキーやスノボに行くのであれば、是非温泉にも立ち寄ることをおすすめします。スキー場で汗をかいた後は、あったかい温泉に入って疲れを癒してください。蔵王温泉スキー場近くのおすすめの温泉を5か所紹介します。
山形蔵王温泉スキー場はどんなスキー場?
山形蔵王温泉スキー場_概要
山形を代表するスキー場の蔵王温泉スキー場は、最長滑走距離が10kmもあることからわかるように日本有数のビッグなスキー場です。世界的にも有名な樹氷が見られる場所としても知られ、毎年樹氷まつりが行われています。ゲレンデは14もあり、1日では滑りきれないほどのコースがあります。そのため移動方法も多様です。ロープウェイが3基と複数あるだけでも珍しいですが、蔵王温泉スキー場にはケーブルまで設置されています。広大なゲレンデをリフトで移動すると外気にさらされ体が冷えますが、これらで移動すれば寒くありません。
・ゲレンデ 14
・コース 12
・リフト 32本
・ロープウェイ 3基
・ケーブル 1基
・ナイター 上の台ゲレンデ 17:00~21:00
おすすめポイント
施設については、蔵王中央エリアだけで5つものレストランがあり「三元豚カツカレー」や「みそコーンバターラーメン」等の温かい食事メニューからケーキセットまで揃っています。
サンライズゲレンデには、山形県内で有名な「うめちゃん本舗」があり、スンドゥブ・チゲや石焼ビビンパと言った本格的な韓国料理が味わえます。2015年には、ゲレンデすぐ側に専用のホテル「スノーフリークサンライズ」がOPENしていますので、スキーやスノボの練習をがっつりしたい方におすすめです。
上の台ゲレンデto横倉ゲレンデではナイターを楽しむことができます。昼とは異なる幻想的な雰囲気のなかで滑るのもよいでしょう。
樹氷はスキー場内のコースを滑走しながら見ることも可能ですが、毎年、12月下旬から3月上旬の約3カ月間の特定日にはナイトクルーザーに乗って巡る「樹氷幻想回廊ツアー」が行われています。事前予約必須のツアーで、夜にライトアップされた樹氷を間近で鑑賞することができます。他にはない体験です。
アクセス方法
車:スキー場最寄りの山形蔵王I.Cより約17km
電車1:東京駅から仙台駅まで東北新幹線最短で1時間40分 仙台駅から高速バスでスキー場まで約90分
電車2:東京駅から山形駅まで山形新幹線最短で2時間30分 山形駅からバスでスキー場まで約40分
蔵王温泉
出典:蔵王温泉について|山形県 蔵王温泉|
蔵王温泉は、1900年前に発見されました。江戸時代には、早々にリゾート地となっています。大正時代には周辺道路の開通や街灯の設置等施設が充実し、ますますリゾート化していきます。昭和になると蔵王温泉スキー場がOPENします。スキー場への搬送にロープウェイが設置され、今の蔵王温泉が確立されました。ホテルや民宿の宿泊施設も増えていき、東北で最大級のリゾート地となっています。
温泉施設の数:
共同浴場 3か所
足湯 3か所
日帰り温泉施設 5か所
泉質:強酸性の硫黄泉
身体の水分を増加させて、肌を若返らせると言われ「美人づくりの湯」として有名です。
効能:
血行促進効果(心臓・糖尿・便秘に効果)
殺菌作用(切り傷・火傷)
筋肉痛
疲労回復
冷え性
お得に湯めぐりできるように「湯めぐりこけし(1,300円)」があります。こけしに3枚付いているシールを使って温泉施設をめぐることができます。こけしには記念に絵入れ体験(240円)をすることも可能です。
蔵王温泉_共同浴場(上湯・下湯・川原の3か所ともに)
共同浴場の特筆すべきは、何と言っても200円で入湯できるというリーズナブルさです。温泉街のある中心部からいずれも徒歩圏内ですので、時間があれば歩いて温泉巡りも可能です。
・営業時間
6:00~22:00
・料金
大人:200円
子供:100円
・アクセス情報:蔵王温泉バスターミナルから
上湯:徒歩7分・車2分
下湯:徒歩4分・車1分
川原:徒歩6分・車2分
蔵王温泉_大露天風呂
源泉かけ流しのは趣のある露天風呂に入れる温泉です。建屋も風情があり、脱衣所などは釘を使用せずに作られた木のぬくもりが感じられます。お風呂の側には小川が流れているので川のせせらぎを聞きながらのんびりできます。
・営業時間
6:00~19:00 ※4月と11月は営業時間変更の可能性あり
・料金
大人:550円
子供:300円
・アクセス情報:蔵王温泉バスターミナルから徒歩19分・車4分
蔵王温泉_足湯(下湯・ろばた前の2か所ともに)
時間がないときには、足湯でサッと温泉気分に。料金はどちらも無料というのが嬉しいですね。ろばたの足湯には、蔵王温泉初の足湯に屋根がついていますので、天気の悪い日でも安心です。足湯であっても泉質にはこだわり源泉かけ流し100%です。
・営業時間
6:00~22:00
・料金
無料
アクセス情報:
ろばた:蔵王温泉バスターミナルから徒歩6分・車1分
湯の花茶屋 新左衛門の湯
出典:山形蔵王温泉「湯の花茶屋 新左衛門の湯」
男湯の新左衛門の湯と女湯のあらたまの湯があり、各4種類のお風呂が設置されています。
・最上高湯
源泉100%のお風呂です。お湯の効果を保ちたい方は、お風呂を出る前にシャワーを使わず、タオルで拭くのみとすると効果が長持ちします。
・四・六の湯(しろくのゆ)
源泉100%は刺激が強いと感じるお肌がデリケートな方や小さなお子さんも入れるように源泉に水を加え、強酸性の効果を抑えたお風呂です。
・かめ風呂・どっこの湯
一人サイズの源泉100%お風呂。かめ風呂はそれぞれに温度を変えていますので、温度の違いも楽しめます。夏には水風呂もあります。
・内湯
ミネラルマグマ温泉玉入り弱アルカリ泉のお風呂で温泉ではないお風呂です。硫黄の香りに敏感な方は、お風呂から出る直前に内湯に入ることで香りを抑えることができます。
お風呂以外では、無料・有料のお休み処や山形牛のしゃぶしゃぶや蕎麦等取り揃えたお食事所、お酒や名産品をおいてあるお土産処も併設されています。
・営業時間
平日 10:00~18:30
土日祝 10:00~21:30
・料金
大人:750円
子供:400円
幼児(3才以上):200円
入浴回数券(12枚):7,500円
・アクセス情報:蔵王温泉バスターミナルから徒歩5分・車1分
湯の花茶屋 新左衛門の湯足湯
・営業時間 ※冬季休業
平日 10:00~ 18:00
土日祝 10:00〜21:00
・料金
無料
蔵王センタープラザ「ゆ~湯」
出典:蔵王温泉 ZAOセンタープラザ公式サイト・山形県 温泉“_blank”>【引用元】
誰でも入れるようにと早朝6時から一般開放している温泉です。男湯・女湯ともに露天風呂と内湯が一つずつあります。いずれも天然100%の温泉で露天風呂では夏にはアジサイ、冬になると雪景色を眺めながら入浴できます。お風呂以外の設備として食事の提供や無料の休憩室も用意されています。宿泊者であれば24時間温泉に入れます。
蔵王センタープラザ「ゆ~湯」
・営業時間
6:00~21:30
・料金
大人:600円
子供:400円
・アクセス情報:蔵王温泉バスターミナルから徒歩6分・車1分
源七露天の湯
出典:山形県蔵王温泉 立ち寄り温泉 源七露天の湯トップページ
男湯・女湯ともに露天風呂と内湯があります。露天風呂は緑豊かな周囲の環境が特徴で夜間にはライトアップされ幻想的な雰囲気に一転します。内湯ともに源泉かけ流しのため贅沢な時間を過ごせます。広い駐車場が用意されていますので車利用の方におすすめです。
源七露天の湯
・営業時間
9:00~21:00 ※休日:水曜日の午前中or終日
・料金
大人(中学生より):450円
子供(3歳から小学生まで):250円
入浴回数券(11枚):4,500円
・アクセス情報:蔵王温泉バスターミナルから徒歩12分・車3分
すのこ湯物語 かわらや
出典:蔵王温泉 日帰り温泉 すのこの湯 かわらや|すのこの湯
日帰り温泉のかわらやは川原の上にあることが名前の由来です。川原の底から温泉が湧き出ており、そこにすのこを敷いて温泉としています。そのために空気に触れる前の泉質を味わえる貴重な温泉です。空気に触れていない温泉は、そうでないものより肌あたりがやわらかくなります。休憩処や食事処だけでなく宿泊施設も備えている温泉です。
すのこ湯物語 かわらや
・営業時間
5月~9月 9:00~20:30
10月~4月 9:00~20:00
・料金
大人:450円
子供:250円
ビール・おつまみ付入浴券:1,000円
入浴回数券(12枚):4,500円
・アクセス情報:蔵王温泉バスターミナルから徒歩6分・車2分
まとめ
蔵王温泉スキー場は、スキー場設備が充実しているのでスキー場内でも十二分に楽しめますが、スキー場外には温泉施設がたくさんあります。スキーやスノボだけでなく温泉も楽しめるお得なスキー場です。温泉街には美味しい食べ物もありますので、スキー場で遊び疲れたら、筋肉痛や疲労回復の効果の高い泉質の温泉で身体を癒し、お腹も満たせます。