雪質がよくて幻想的! ナイターが楽しめるおすすめスキー場15選

スキー場情報

ナイターでの滑走は日中とは違った魅力がいろいろ。また、忙しい人にとってみれば、夜の時間を有効に使えるという意味でもうれしいですね。
一時期下火になったナイタースキーですが、近年改めてそのメリットが注目され、積極的に営業を行うところも増えてきました。ここではその中で代表的なスキー場をご紹介しましょう。

昼間とは違う、ナイタースキーの魅力とは?

ナイターの光線が雪面に反射して輝く光景はちょっと幻想的。昼間とは一味違う雰囲気の中で滑りを楽しむことができます。また、ナイターにはナイターなりの実質的なメリットもいくつかあります。

昼間よりも雪質が滑りやすい

晴れた日や春先などは日中の気温が上がるため、ゲレンデに積もった雪に湿り気が多くなりがち。すると水分が抵抗を生み、スキーやスノボの操作を重く感じるようになったり、滑りが悪くなったりすることも。

しかし、ナイターの時間帯は当然ながら日中よりも気温が低い。だから雪温も下がって水分は凍り、滑走中に日中のような抵抗感が少なくなるというわけです。特に、標高の低いスキー場では、日中との滑りやすさの差を顕著に感じられるのでは?

ただし、日中の気温がかなり上がって雪面が水っぽく融けているときなどは、そのまま凍ってアイスバーンになってしまうこともあります。

景色が幻想的で斜面の起伏がよく見える

日中、天気が曇っていたり雪が降っているときは、いまいち斜面状況がわかりにくいもの。晴れていたとしても雪面に対する太陽光の反射はなかなか強烈で、状況によっては起伏が見えにくかったりします。

一方、ナイターでは照明の光線が雪面にくっきりと陰影をつくり出し、昼間よりも斜面状況がわかりやすくなります。たとえ雪が降っていたとしても、よほどの吹雪でない限り意外に視界は良好です。

また、ナイター照明によっては人影が長くくっきりと伸び、それが高速で移動する光景は、影が踊っているようにも見えてなかなか幻想的です。

人が少ないナイターは上達のチャンス

ナイターは日中と比べると比較的空いている印象があります。昼間の疲れもあるせいか、ナイターまで滑ろうと思う人が少ないのかもしれません。
リフトの待ち時間も短く、思う存分滑ることができるので、たっぷり練習して上達を目指したい方にはうってつけの環境でしょう。

ナイターで滑るときの注意点

昼間とは違う環境のため、ナイターでスキーやスノボを安全に楽しむための注意点や心構えをお伝えします。

<毎日営業しているとは限らない

ナイターの営業日はほぼ週末に集中しています。毎日営業しているスキー場は少ないため、ナイターを狙うならそのスキー場の営業日を必ずチェックしましょう。
「行ってみたけどゲレンデは真っ暗だった!」なんてことにならないようご注意ください。

通常1日券はナイター営業に含まれない

リフト券のシステムはスキー場ごとに違いますが、通常1日券が使用できるのは日中の営業のみとなります。ナイターの時間帯は基本的に含まれておらず、別料金がかかることがほとんどです。

ただし、スキー場によっては日中からナイターまで利用できるチケットを販売している所もあります。ナイターの料金体系については事前にチェックしておくとよいでしょう。

ゴーグルのレンズカラー

日中と違い、ナイター程度の明るさでは、色のついたゴーグルだと視界が暗くなってしまいます。かといって裸眼で滑るのもちょっと不安な気がします。

そこで、ナイター用にクリアレンズのゴーグルを用意しておくことをおすすめします。周囲の明るさによって変色するタイプのレンズならば、ナイターでは比較的クリアに近くなるので使い勝手は悪くありません。また、オレンジ系の色のレンズならば、光の波長の関係でナイター照明でも意外に周囲は見やすいです。

スピードの出しすぎにご注意

周囲の対象物が日中の見え方とは違うことから、スピード感が狂うことがあります。ナイターでは、昼間よりもゆっくり滑るくらいで丁度いいかもしれません。

防寒対策をしっかり

ナイターで感じる寒さは日中とはずいぶん違います。身支度に関してはナイター対策が必要です。日中と同じままのウエアではなく、アンダーをもう一枚重ね着するなど防寒に一工夫しておくことをオススメします。

ナイターが楽しめる代表的なスキー場

かつてのバブル経済期、スキーブーム真っ盛りの時代は多くのスキー場が毎日ナイター営業で賑わっていたものでした。そしてバブルの崩壊とともに、文字どおりゲレンデの夜は暗くなっていったわけですが、近年、そんなナイターが再び注目されています。ナイター営業に力を入れているいくつかのスキー場とその特徴を、エリアごとにご紹介します。

【東北】猪苗代スキー場

■アクセス
磐越自動車道「猪苗代磐梯高原IC」より車で約8km
JR磐越西線「猪苗代駅」より無料シャトルバスで15~20分

■スキー場概要
磐梯朝日国立公園内に開かれたスキー場。ゲレンデは初心者やファミリーも楽しめる広大な中央エリアと、競技大会の会場にも利用されるテクニカルなミネロエリアに分かれています。ゲレンデからは正面に猪苗代湖を望むことができ、日中は眺望も素晴らしいスキー場のひとつ。

■ナイター情報
ナイター営業が行われるのは中央エリアの下部で、「中央ゲレンデ」「西ゲレンデ」「葉山コース」「振り子坂コース」を滑ることができます。平均斜度25度の振り子坂コースを除き、基本的に幅広の緩斜面なので、初級者やファミリーも安心してナイターを楽しめのでは? リフト営業は、はやま第1クワッドリフトです。

  • 【ナイター営業期間】
    2023/12/23~2024/3/16
    ※土曜日及び指定日が対象
    ※指定日:12/31・1/1,2,7・2/11,23
    ※降雪・積雪の状況により、変更の場合あり
  • 【ナイター営業時間(ベースエリア)】
    16:00~22:00

その他、詳細は公式ホームページをご確認ください
公式HPはこちら

【東北】星野リゾートアルツ磐梯

■アクセス
磐越自動車道「猪苗代磐梯高原IC」より車で約15km、「磐梯河東IC」より約10km
磐越西線「磐梯町駅」より無料シャトルバスで約15分(要予約)

■スキー場概要
磐梯山の西側、猫魔岳と厩岳山の南斜面に開かれた広大なスキー場。滑り応えのある22本のコースを有し、連続して滑れる最長滑走距離は3,000m。パウダーエリアやスノーパークなどの施設も充実し、ビギナーからエキスパートまで技術レベルを問わずに楽しめます。

■ナイター情報
ナイターゲレンデは、アルツ磐梯のメインコースともいえる「ズナイ1・2」。営業開始前には圧雪車でしっかり整備されるので滑走は快適。また約2kmという、ナイターとしてはかなりの長距離滑走ができるのもこのスキー場の特徴。

  • 営業日:2022/12/31/~2023/3/4の毎週土曜日および2023/1/2、1/8
  • 営業時間:17:00~21:00(12/31は17:00~23:45)
  • ナイター料金:

ナイターのみ利用:2,100円

1日券・午後券所有の場合:+500円(シーズン券所有者は無料)
HPはこちらから

【群馬】ノルン水上スキー場

■アクセス
自動車:関越自動車道「水上IC」より3km
電車:JR上越線「水上駅」より無料シャトルバス20分

■スキー場概要
都心から約100分と短時間でアクセスできるのが魅力。スキー場の規模としては比較的コンパクトながらコースバリエーションが豊富で、それぞれのコースをうまくつなげて滑れば最長2kmの連続滑走が可能。グルーミングの行き届いた緩~中斜面をはじめ、コブだらけのハードな急斜面も用意され、中・上級者がトレーニング目的でよく訪れるスキー場です。

■ナイター情報
ナイター営業は平均斜度13~14度のD、Eコースで行われます。コース長はどちらも約1,000mで、フラットに整備されているためカービングによるロングターンが快適。24時まで営業しているので、ナイターだけでもたっぷり滑ることができます。

《営業日》
2023/1/6/~3/19の毎週金・土曜日

《営業時間》
16:30~24:00

《ナイター料金》
トワイライト券(14:00~22:00)
大人4,400円、子供3,400円、シニア3,900円

ナイター24券(16:30~24:00)
大人2,700円、子供2.100円、シニア2,500円

公式ホームページはコチラ
https://www.norn.co.jp/winter/

<群馬>奥利根スノーパーク

<アクセス>
自動車:関越自動車道「水上IC」より10km
電車:上越線「水上駅」より無料シャトルバス10分

<スキー場概要>
スキー場としては中程度の規模ながら多彩なコースがいくつも用意され、最長2,500m、標高差500mのロング滑走が可能。また、曜日によって1日の営業は早朝から深夜のナイターまで長時間にわたり、「これでもかッ!」というほど滑り倒せます。都心からのアクセスもよく、とにかくいっぱい滑りたい人にオススメ。また、小学6年生以下のリフト券が全日無料になるのは、ファミリースキーヤーとって本当にうれしい!

<ナイター情報>
斜度が急な一部の上級コースを除き、スキー場のほぼ全域にわたってナイター営業が行われています。また、日中にたっぷりの降雪があったときなど、そのままナイターでパウダーを味わえることも。

  • 営業日:2022/12/23~2023/3/11の毎日、3/17、3/18
  • 営業時間:(通常)16:00~22:00、(金曜・祝前日・土曜)16:00~24:00
  • ナイター料金:

ナイター券:16:00~22:00(24:00)大人・シニア・中学生2,900円、子供無料
HPはこちらから

<群馬>ホワイトワールド尾瀬岩鞍

<アクセス>
自動車:関越自動車道「沼田IC」より32km

<スキー場概要>
日本百名山のひとつ、武尊山の尾根に開発。コースの本数や面積など尾瀬エリアでは最も規模の大きいスキー場です。また、ゲレンデは標高約1,000mから1,700mにかけて展開しているため、雪質のよさにも定評。全長1,900mのゴンドラを利用し、標高差約700m、2.9kmのロングクルージングが楽しめます。

<ナイター情報>
ナイターは、岩鞍リゾートホテル前のロマンスコース(950m、平均斜度10度)と、その上のエキスパートコース下部(550m、平均斜度18度)で営業。もともと雪質のいいスキー場であり、ナイターともなればさらに快適な滑走が可能。ただし、防寒対策は万全に。

  • 営業日:2022/12/31、2023/1/7、1/8、1/28、2/4、2/11、2/11、2/18、2/25
  • 営業時間:16:30~21:00(最終乗車20:45)
  • ナイター料金:

ナイター券:大人2,000円、高校生・中学生・70歳以上のシニア1,500円、55歳以上のシニア1,800円、小学生1,200円

※当日のナイター終了まで使えるスーパー1日券あり ※料金詳細は下記参照
料金詳細はこちら
HPはこちらから

<新潟>石打丸山スキー場

<アクセス>
自動車:関越自動車道「塩沢石打IC」より3km
電車:上越新幹線「越後湯沢駅」より無料シャトルバス10分

<スキー場概要>
上越エリアを代表する老舗スキー場。リフト数は13基で、自然の地形を利用した23本の多彩なコースが用意され、連続して滑れる最長滑走距離も4,000mとロング。スキー場の最上部(標高920m)はGALA湯沢スキー場と連結していて、相互に行き来可能です。

<ナイター情報>
ナイターは最上部の山頂ゲレンデや一部急斜面を除き、ほぼすべてのエリアで広範囲に営業。なかでもオススメのコースはサンライズライン。6人乗りチェアリフトと10人乗りゴンドラキャビンが同時運行するサンライズエクスプレスを利用し、約1,300mのロングクルージングが楽しめます。

  • 営業期間:2022/12/16~2023/3/12の毎日(ハツカ石口エリアは土曜日のみ)
  • 営業時間:16:00~20:00
  • ナイター料金:

ナイター券:大人2,800円、キッズ(未就学児)1,000円

※3歳以下は大人1名の付き添いで無料
HPはこちらから

<新潟>神立スノーリゾート

<アクセス>
自動車:関越自動車道「湯沢IC」より1km
電車:上越新幹線「越後湯沢駅」より無料シャトルバス7分

<スキー場概要>
ゲレンデは三方を尾根に囲まれた地形を利用して開発されているため、積雪量が多いのが特徴。ポルックス(1,100m、平均斜度10度)と呼ばれるメインゲレンデを中心に、尾根筋に幾本も多彩なコースが開かれています。全体的に北向き斜面のため、湯沢エリアの中では雪質もグッド。スキー場の玄関的役割を果たすセンターハウスは6階建てで、大型の入浴施設「神の湯」や仮眠室を設備。湯沢ICから近いこともあり、日帰りに便利なスキー場です。

<ナイター情報>
ナイターで滑れるゲレンデとコースは「ポルックス」、その上部の「プロキオン」(平均斜度12度)、下山コースの「ベガ」(平均斜度6度)。斜面はすべてフラットで緩やかなため、初級者も安心。コースをつなげて滑れば2,000m以上のロング滑走が可能です。

  • 営業期間:2022/12/23~2023/4/1の金曜・土曜・祝前日
  • 営業時間:18:00~翌2:00(ロングナイター)
  • ナイター料金:

ナイター券:大人4,000円、子ども2,800円、シニア(55歳以上)3,500円

ナイター4時間券(初回ゲート通過から4時間):大人3,000円、子供2,200円、シニア2,500円
HPはこちらから

<新潟>舞子スノーリゾート

<アクセス>
自動車:関越自動車道「塩沢石打IC」より1km
電車:上越新幹線「越後湯沢駅」より無料シャトルバス15分

<スキー場概要>
飯士山の北側に開かれたスキー場(飯士山の反対側は岩原スキー場)。日帰りスキーセンターから延びるゴンドラを挟んでエリアが左右に分かれ、向かって左側に奥添地エリアと長峰エリア、右側が舞子エリアとなっています。
それぞれのエリアで自然の地形を生かしたコースが26本あり、連続最長滑走距離は6,000m。グルーミングの行き届いた圧雪バーンに加え、オフピステバーンも充実。また、ドッグフィールドやペットの犬を預かる施設もあり、愛犬家にとっては貴重なスキー場。

<ナイター情報>
ナイター営業が行われるのは、舞子エリアの舞子センタークワッド(725m)と舞子第1ペアリフト(745m)沿いのゲレンデ。イージーなフラットバーンなので初心者も安心です。

  • 営業期間:2022/12/30~2023/1/3の毎日、また1/7~3/11の土・日
  • 営業時間:16:00~20:00(舞子第1ペアリフトは、土曜は18:30、日曜は18:00まで)
  • ナイター料金:

ナイター券:大人1,200円、シニア(55歳以上)・中高生1,000円、小学500円
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<新潟>上越国際スキー場

<アクセス>
自動車:関越自動車道「塩沢石打IC」より6km
電車:上越本線「上越国際スキー場駅前駅」下車すぐ
上越新幹線「越後湯沢駅」より宿泊者専用無料送迎バスあり

<スキー場概要>
上越線沿線で屈指の大型スキー場。駅前のマザーズゾーン(East)、その横のアクティブゾーン(South)、尾根を越えた反対側に位置するパノラマゾーン(North)、そして当間山の斜面に展開するフォレストゾーン(West)など、ゲレンデはエリア一帯に開かれ、単一営業としては日本で一番広大な面積を誇るスキー場です(集合体では志賀高原が第1位)。

<ナイター情報>
ナイターで滑走できるのは、ホテルグリーンプラザ上越正面のホテル前ゲレンデと長峰ゲレンデ、そして駐車場方面に下るリーゼンファミリー林間コース。いずれも圧雪されたフラットなバーンで、快適な滑走が楽しめます。

  • 営業期間:2022/12/17~2023/3/21の毎日
  • 営業時間:17:00~21:00
  • ナイター料金:大人1,500円、ジュニア(3歳~小学生)1,000円、マスター(55歳以上)1,000円

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<新潟>苗場スキー場

<アクセス>
自動車:関越自動車道「湯沢IC」より約21km、「月夜野IC」より33km
電車:上越新幹線「越後湯沢駅」より路線バス45分、苗場プリンスホテル宿泊者専用バス40分

<スキー場概要>
プリンスホテルが運営するスキーリゾート。湯沢エリアの中では最も標高が高く、スキー場全体のスケールもビッグ。ゲレンデは筍山直下の標高1,780mからボトムまで標高差889m。フラットな圧雪バーンからコブ斜面、非圧雪のパウダーエリアまで多彩なコースが用意され、連続して滑れる滑走距離も4,000mとかなりの長さ。かつて、アルペンスキーのワールドカップをはじめ、数々のビッグイベントがこの地で開催されています。

<ナイター情報>
ナイター照明は山麓エリアの苗場プリンスホテル前、第4ロマンスリフトと第5高速リフト沿いに設備。どちらのゲレンデも緩やかなレイアウトなので、初級者やファミリーも安心です。

  • 営業期間:2022/12/17~2023/3/25の毎日
  • 営業時間:16:00~20:30
  • ナイター料金:(土曜・年末年始)一律3,300円、(平日・日曜日)一律2,300円

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<新潟>赤倉温泉スキー場

<アクセス>
自動車:上信越自動車道「妙高高原IC」より約6km
電車:しなの鉄道・えちごトキめき鉄道「妙高高原駅」より無料シャトルバス12分

<スキー場概要>
妙高山のすそ野にワイドに開かれたビッグゲレンデ。17本のコースがあり、日本で最も古い歴史を持つスキー場のひとつ。日本有数の豪雪地帯に立地しているため雪の量が豊富で、そのため各ゲレンデの斜面は人工降雪機の硬さとは無縁。非圧雪エリアでは天然の深雪が思い切り楽しめます。

<ナイター情報>
ナイター設備は「くまどーゲレンデ」と呼ばれるエリアの、くまどー第3ペアリフト沿い「パノラマコース」。滑走距離は約800mで、毎週土曜日にはナイターオープン前に完璧な圧雪作業が行われます。こちらのコースは若干斜度があるので、中級レベル以上の人にオススメ。

  • 営業期間:2022/12/24~2023/3/19の毎日
  • 営業時間:17:00~21:00(金・土は~22:00)
  • ナイター料金:

ナイター券:大人2,900円、シニア(60歳以上)・中学生2,900円、小学生1,000円
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<長野>エイブル白馬五竜スキー場

<アクセス>
自動車:上信越自動車道「長野IC」より約43km、中央高速道路「安曇野IC」より約48km
電車:北陸新幹線「長野駅」より路線バスにて「白馬五竜バス停」下車。無料シャトルバスに乗り換えて5分
その他、各都市より高速バス運行

<スキー場概要>
北アルプス白馬連峰の五竜岳の麓に開発されたスキー場。晴れると景色は素晴らしく、標高1,676mのゲレンデトップから750mのベースエリアまで1,000m近い標高差の滑走が楽しめます。コースは15本あり、最長滑走距離は約5,000m。隣のHakuba47スキー場とゲレンデ上部でつながっており、相互に行き来可能。タマゴ型のゴンドラ「テレキャビン」が日本で初めて導入(1973年)されたのもここ。

<ナイター情報>
スキー場のセンター「エスカルプラザ」正面に位置する「とおみゲレンデ」(1,500m、平均斜度14度)で営業。緩やかな一枚バーンでしっかり圧雪されているため、ファミリースキーヤーにも好適。

  • 営業期間:2022/12月下旬~2023/3月下旬の毎日(積雪状況による)
  • 営業時間:18:00~21:30
  • ナイター料金:

ナイター券(平日):大人3,200円、子ども(6~12歳)1,600円
(土・日・祝・12/29~1/3)大人3,500円、子ども1,800円
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<長野>志賀高原

<アクセス>
自動車:上信越自動車道「信州中野IC」より志賀高原の玄関口サンバレースキー場まで約23km
電車:長野電鉄「湯田中駅」より路線バスを利用

<スキー場概要>
いわずと知れた日本最大規模のスキー場。広大なエリアは「中央」「熊の湯」「横手山・渋峠」「焼額山」「奥志賀高原」に分けられ、18カ所のゲレンデと51基ものリフトやゴンドラが有機的に結ばれています。全域の広さは東京山手線内側の面積とほぼ同等。また標高が高いため、すべてのエリアで極上の雪質が味わえるのも志賀高原の魅力。

<ナイター情報>
2022~2023のシーズン、志賀高原では「熊の湯」「サンバレー」「丸池」「高天原マンモス」「一ノ瀬ファミリー」「一ノ瀬ダイヤモンド」「焼額山」のそれぞれのゲレンデでナイター営業が行われる予定。
営業日と時間、料金についてはそれぞれのゲレンデで異なるため、下記をご参照ください。

熊の湯スキー場
サンバレースキー場
丸池スキー場
高天原マンモススキー場
一の瀬ファミリー
一の瀬ダイヤモンドスキー場
焼額山スキー場

<長野>白樺湖ロイヤルヒルスキー場

<アクセス>
自動車:中央自動車道「諏訪IC」より約22km、「諏訪南IC」より約25km、上信越自動車道「佐久南IC」より約35km
電車:JR中央本線「茅野駅」より路線バス50分

<スキー場概要>
蓼科や霧ケ峰エリアの白樺湖畔南側に開かれたスキー場。晴天率が80%と高く、吹雪かれるような天気に遭遇することはほとんど稀。ゲレンデは中腹にあるスキーセンターを挟んで上部と下部に分かれ、上部のほうが比較的緩やかな斜面。全体的にファミリー向きに構成されています。

<ナイター情報>
ナイターはスキーセンターの下部、白樺湖ロイヤルホテルの正面にある第一クワッドリフト(800m)沿いに照明が設備されています。若干斜度があって中級向きですが、よく圧雪されて滑りやすいバーンです。下部は緩やかな初級向きのファミリーコースに続きます。

  • 営業期間:2022/12/17~2023/3/19の毎日
  • 営業時間:17:30~21:30(金・土は~22:00)
  • ナイター料金:一般2,900円、小学生以下1,000円

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<静岡>スノーパークイエティ

<アクセス>
自動車:東名高速「御殿場IC」より約23km、「裾野IC」より約20km
電車:JR御殿場線「御殿場駅」から路線バス約60分

<スキー場概要>
富士山の南東、標高1.300m~1,450mに開かれた静岡県のスキー場。都心から最も近いスキー場のひとつ。リフト3基、ムービングベルト3基が設備され、ゲレンデはA~Dの4カ所。雪付けは人工造雪機によって行われるため、例年シーズンが早く始まります。ゲレンデは基本的に初~中級者向きが主体ですが、一部最大斜度25度の中~上級者向きコース用意されています。最長滑走距離は1,000m。

<ナイター情報>
ナイターはすべてのゲレンデで滑走可能。都心から近いため、ナイター目当てで訪れる人も多いとのこと。

  • 営業期間:2022/10/21~2023/2/25の毎日、以後は3/18までの土曜
  • 営業時間:15:30~22:00
  • ナイター料金:大人2,650円、子ども(3歳~小学生)・シニア(60歳以上)2,150円

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まとめ

ナイターゲレンデの雰囲気は日中とはずいぶん異なり、ちょっとロマンチックでもあります。そんな雰囲気の中、滑るばかりではない別の楽しみも見いだせるかもしれませんね。ともあれ本記事を参考に、ナイタースキー&スノーボードを安全にお楽しみください。

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