冬の楽しみであるスキー、スノボと温泉が同時に味わえる。しかもゲレンデは100%天然雪でスキー場発祥の地。温泉は全国でも有数の名湯。こんな魅力的な特徴を兼ね備えているのが野沢温泉スキー場です。今回は人気の野沢温泉スキー場の魅力をご紹介します。
野沢温泉スキー場って何が魅力なの
長野県野沢温泉村にある野沢温泉スキー場は100%天然雪のスキー場で、コース・ゲレンデ数は36もあり、その約40%は初心者向け。小さなお子様連れのファミリー層からカップル、友人らと大人数のグループまで様々な方で賑わっています。また、名称通り、名湯・野沢温泉があるとあって、スキー、スノボだけを目的とするのではなく冬のリゾート地としてこの地を訪れることを楽しみにしている人も多い人気スポットです。ここでは野沢温泉スキー場の魅力を隈なくご紹介します。
野沢温泉スキー場の周辺エリアには何があるのか?
野沢温泉スキー場がある長野県の北部は江戸時代より温泉地として有名で、無料で利用できる13箇所の外湯めぐりのほか、多くの温泉宿があります。そのためスキーやスノボの後に外湯を巡り、冷えや筋肉痛もほぐして帰る方も多いです。
また温泉地およびその周辺にはカフェやお土産を楽しめるショップが点在し、名産である蕎麦や野沢菜などを手土産に帰るスキー、スノーボーダーも多いです。
野沢温泉スキー場の特徴
もともと野沢温泉スキー場は、1924年に営業開始した老舗。天然雪100%、GWまで滑走可能をウリにしており、雪質と積雪量も良質。樹氷が輝くビッグスケールのゲレンデで、本州でも屈指の雪質と眺望が自慢のスキー場です。
総面積293ha、最長滑走距離10km、標高差1085mと日本屈指の大スケールのスキー場となっており、豊富な積雪による絶好のパウダーや地形に富んだ超ロングコース、安全に楽しめるスノーパーク、ビギナーにやさしい緩斜面などがあります。
広大な自然のなかでレベルを問わず思い思いのライディングが楽しめるという特徴などもあり、近年では外国人スキーヤーが増えています。
野沢温泉スキー場に興味を持ったという方には東京(新宿)からお得なツアーも出ていますので、ぜひ利用してみてください。
どうせならスキー、スノボだけでなく温泉に浸り、地元グルメに舌鼓を打ちたい。そんな方はこちらの宿で一泊してみてはいかがでしょうか。
四季の宿 山三荘
野沢温泉の新鮮な空気と水で育った本格的自家栽培野菜と、有機米コシヒカリを使用した自然の恵みたっぷりな和食創作料理が自慢。もちろん天然温泉も楽しめます。
奥信濃の宿 宮の脇
野沢の中心に立地。スキー場にも温泉街にも近い人気の宿です。宿のシンボルで徒歩1分の場所にある「大湯」で疲れを癒やしてみてはいかがでしょうか。
河一屋旅館
風情ある外観、信州食材を使ったこだわりの和食で”たっぷり”と長野を満喫できる旅館です。村内に30余りある源泉の一つ「麻釜」や、露天風呂には泉質の良さが好評の「真湯」も楽しめます。
千歳館
源泉かけ流しの100%天然温泉の宿。木の香り漂う客室に、長野のふる里のぬくもりが感じられます。
四季の宿 河達
総大理石で作られた温泉大浴場が魅力的の宿。ゲレンデまで5分ほどの立地と、おもてなしのきいた接客でリピーターの多いことが特徴です。
シャレー野沢
温泉大浴場は24時間入浴OKと、学生を中心に若い方から人気の宿です。
リゾートインチトセ
日影ゲレンデへの動く歩道へ2分の場所にあり、温泉街の中心大湯通りへは5分と買い物や外湯巡りも便利の宿。
体感してほしい野沢温泉スキー場の魅力
日本最大級のスキー場にして、全36コース、スノーパークもある野沢温泉スキー場。最長滑走距離は10,000mで、天然雪100%という絶好のスキー、スノボエリアです。なお、全体の40%は初心者向けのコースであるため、初心者から上級者まで幅広い方が楽しめることも特徴です。ここでは初心者から上級者までそれぞれおすすめのコースをご紹介します。
ビギナーにも優しい緩斜面。子供も楽しいスノーパークもあり
日影ゲレンデ
最大傾斜20度の日影ゲレンデは、スキー場発祥の地とされており、日本スキー博物館もここにあるほど歴史あるスポット。競技会の開催実績も多いことが特徴です。メインコースは広い緩斜面となっていますがが、長坂側にあるコブ斜面は「日影のカベ」と呼ばれ有名です。スキースクール本校やスキーセンター、託児所、キッズパークなど各種施設が充実しているためお子様連れや初心者の方も多いです。
上ノ平スノーパーク
最長滑走距離2,000m、初心者向けアイテムも多数設置している上ノ平ゲレンデのスノーパーク。ウェーブコースはキッズからトップライダーまで楽しめます。
パラダイスゲレンデ
4人乗りのパラダイスフォーリフトが併設、傾斜が緩やかで幅が広いため初級者から楽しめるコース。 通常、見通しも良いためファミリーでも安心してスキーを楽しめます。
スピード出し過ぎ注意!! 急斜面の上級者向けコース
スカイラインコース
やまびこ山頂から一気にすべり降りる直通コース。小毛無山頂から見晴らしが良い尾根コースを通り、長坂、柄沢の山麓までの全長4,500mの中・上級者向けコース。 入口300mのコース幅が狭いのでスピードの出しすぎにご注意ください。
シュナイダーコース
パラダイスゲレンデと日影ゲレンデを結ぶ尾根コースで 全長1500m、高低差375m、最大斜度32度のまさに上級者向けのコースとなっています。
スキー、スノボだけじゃない!周辺の魅力スポット
スキーの歴史を感じる「レストランやまびこ」
野沢温泉スキー場の看板スポットとも言えるのが、長坂ゴンドラリフト山頂駅2階にあり、白銀の世界を眺めながら食事ができる「レストハウスやまびこ」。レストランですが、注目したいのは店内に展示されているスキー伝来の歴史を感じる木製のスキーやポールなど。これをボリューム満点の「ボルガライス」を食べながら堪能するのがおすすめです。
*ベジタリアン、グルテンフリーメニューも用意しています。
なぜ、多くの人は野沢温泉に魅了されるのか
スキー、スノボと同時に温泉そのものも人気も根強いですが、この温泉の人気、魅了される方が多いのはここ数年の話ではありません。歴史的な書物によれば、この温泉地の歴史は700年以上前、聖武天皇が既存していた奈良時代から続くと言われており、日本人はDNAレベルでこの地に魅了されているのです。
また、古き良き日本の風情を感じさせる建物は国内はもちろん、外国の方からも人気。スキー、スノーボードエリアとしての魅力だけでなく周辺一帯が観光地としても魅力があることが、人気のゲレンデと呼ばれている要因と言えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。日本屈指の人気スキースポット・野沢温泉スキー場は、スキー、スノボだけでなく観光地としても魅力が高いことが分かっていただけたかと思います。どうせなら、スキー、スノボだけでなく野沢温泉村の魅力を余すことなく堪能したい!という方にはツアーで楽しむというのもひとつの手です。ぜひ、自分なりの野沢温泉スキー場の楽しみ方を満喫してみてくださいね。