名古屋や京阪神から日帰りで行けるスキースポットとして人気の滋賀県のスキー場。数そのものは多くないですが、雪質が良く、山頂から琵琶湖を望む絶景のロケーションがあるなど、初心者から上級者までおすすめのエリアです。今回は滋賀県にある8つのスキー場をご紹介。シーンなどにあわせて自分にあったスキー場を見つけてみてくださいね。
滋賀県のスキー場ってどんな特徴があるの？
滋賀県ってどんな場所？
日本のほぼ真ん中に位置する滋賀県は、県土の約6分の1を占める日本最大の湖・琵琶湖が有名で、水と緑の豊かな自然に溢れています。雄大さと変化に富んだ風景は、「琵琶湖八景」や「近江八景」として風光明媚な景色として知られ、古くから文化や経済の先進地として栄えてきました。
また、大阪などの都心部へのアクセスの良さも特徴で、JR東海道本線を利用すれば、大阪や京都へも30分～1時間程度で行くことができ、本数も多いので移動に困ることなありません。車で大阪や京都へ向かう際は、新名神高速道路があるうえ、県内を移動する場合も道が広くて交通量は比較的少ないのでストレスなく移動できます。
こんな特徴から大阪や京都、そして名古屋から日帰りなどで滋賀県にスキーに訪れる方も多いようです。
滋賀県にあるスキー場の特徴は？
北は福井県、東は岐阜県、南東は三重県、西は京都府と接し、周囲を伊吹、鈴鹿、比良、比叡などの山々に囲まれている滋賀県は、雪質、積雪量ともに良好。ほかのエリアに流れるスキーヤーを尻目に、特に近畿・中部地方の方から穴場的エリアとして根強い人気を誇っています。
そしてこのエリアの特徴のひとつが景色の良さ。天気が良ければ琵琶湖ほか、文句なしの絶景を望みながら、気分良く滑降できます。これがクセになりリピートして利用する方も少なくないようです。
編集部おすすめの滋賀県のスキー場
滋賀県の魅力的なスキー場についてご紹介します。ここでは滋賀県にある8つのスキー場をご紹介。それぞれに特徴が異なりますので、自分にあったスキー場を選んでみてくださいね。
グランスノー奥伊吹
関西エリアでは最大級の規模を誇るスキー場で全12コースあるゲレンデは、初心者から上級者向けまで、様々な方が楽しめるよう設計されています。標高が高く、ゲレンデは積雪量、雪質共に恵まれ最高のパウダースノーを体感できます。また、「日本最速の高速リフト」も新設されたほか、近年は日本一となる最大斜度46度の新コースオープンしており、上級者の方からも注目を浴びています。
お子様連れの方にも嬉しい特徴があり、ちびっこゲレンデには「トンネル付き動く歩道」を設置、最新複合施設「センターハウス」内には、500席のフードコートやキッズスペースを用意するなどファミリーでも楽しめます。
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国境高原スノーパーク
福井県との県境に位置する「国境高原スノーパーク」は、大阪や京都のほか、北陸方面からもアクセスしやすい立地。国道161号沿いにありゲレンデが駐車場から直接出られる動線の良い配置が初めて訪れた方からも人気です。
コースは全4本で、初級者でも安心して滑れる1,200ｍのロングコースを用意。また、SAJ公認の中級者向けコース、キッカーやBOXなどアイテムが配置されたフリーライディング向けのコースもあり、意外と変化に富んでいて楽しめるスキー場です。
家族で訪れた際は、 キッズパークにぜひ立ち寄ってみてください。ムービングベルトでらくちん昇降が可能。ムービングベルトを使わない場合は、キッズエリアの入場無料となっています。
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箱館山スキー場
標高690mからの山頂から琵琶湖を望める関西有数のロケーションを誇るスキー場が「箱館山スキー場」。豊富な雪量と雪質に定評があり、変化に富んだゲレンデもあり、初心者から上級者まで多くの方で賑わっています。滑走距離3500mのスノーシューは、自然を満喫するのにお勧めアトラクションです。また、キッズワールドは子供や初心者の練習に最適なスノーエスカレーターを用意しています。
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鷲ヶ岳スキー場
東海北陸自動車道の高鷲ICから約3分でアクセスできる「鷲ヶ岳スキー場」。豪雪地帯に立地するため11月からスキーができるほどのエリアに広がるのは全13のコース。幅400m のワイドバーンが広がり、開放感いっぱいにスキーを楽しめます。上級者なら頂上から滑る「パラダイスコース」にチャレンジしてみては？
ダイナランド
総面積165haの広大なゲレンデに全21コースを誇る、西日本最大級のスキー場。コースは大きく2つに分けられ、山麓側から見て左側はロングな緩斜面が多く配置され、いずれも山自体の地形を活かした起伏に富んだレイアウトが特徴。右側には傾斜が急でテクニカルなエリアが広がる上級者向けのコースがあります。
また、スキーをより楽しめる取り組みとして、毎日23時までのナイター営業、ゲレンデイルミネーションを展開するほか、ファミリー向けの雪遊びエリア「Baboon」をゲレンデ中腹に開放しています。
高鷲スノーパーク
初心者から上級者、お子様連れのファミリーまで多くの方が楽しめる多彩なコース展開が魅力の「高鷲スノーパーク」。日本有数のスーパーパイプをはじめとする充実したパークアイテムが揃うほか、キッズパーク・レンタル・レストランなど施設も充実しています。
また、山頂の「TAKASU TERRACE」は雲海も楽しめる絶景スポットなので、Instagram映え間違いなし。
ホワイトピアたかす
ゲレンデが北斜面に広がっているため良質の雪を楽しめ、壁地形やギャップなどの自然地形を遊べるスポットも盛りだくさんの「ホワイトピアたかす」。モーグルコースや非圧雪コースもあり、上級者や滑ることが好きな人には最高の環境が揃っています。
ビギナーが安心して楽しめるフリースタイルパークもある上、共通券で滑走可能な鷲ヶ岳とも繋がっているので、ワンランク上のパークで遊びたくなったら鷲ヶ岳に移動して楽しむという方法もひとつ。
ひるがの高原スキー場
辺り一面見渡せる１枚バーンが特徴の「ひるがの高原スキー場」。おすすめは充実したキッズ向け施設で、ネットで仕切られているため、お子様でも安心して遊べる「ひるがもキッズランド」はロングソリコースや雪山遊びなど、お子様が大満足のスペースが用意されています。
まとめ
京阪神からのアクセスが良く、お子様連れのファミリーや初心者から上級者まで楽しめる滋賀県のスキー場。琵琶湖ほか絶景を望めるロケーションのため、まだ行ったことのない方にはぜひ、今年の冬に訪れてほしいエリアの一つです。魅力は伝わったけれど、どこに行けば分からないという方は、ツアーを活用してみるの手。効率よく、余すことなく滋賀県のスキー場を堪能できるはずです。
