キッズパークあり!アクテビティ満載!子供から大人まで楽しめるスキー場はここ

スキー場情報

子どもには色々な経験をさせてあげたい。特に自然アクティの体験ものは子どもに大きな喜びを与えてくれそうです。中でも雪遊びから始まるウィンタースポーツは、一度は体験させてあげたいもののひとつです。いきなりのスキー・スノボデビューは大変そうでも、まずは雪遊びの道具や遊具が揃ったキッズパークなら気軽に体験できそうです。今年こそ、雪遊びデビューやゲレンデデビューをさせたいパパ・ママに、おすすめのキッズパークがあるスキー場を紹介します。

家族連れの不安を解消!久しぶりのスキー、スノボを楽しもう

ビギナーがいる場合は、スクールがおすすめ!

子どものゲレンデデビューはとても大切です。ここで嫌な気分になってしまうと、「もうスキー・スノボはしたくない!」と思ってしまう可能性も。そんなゲレンデデビューを応援してくれるのが、キッズパーク内にあるちびっこゲレンデや、初心者用のゲレンデ、ファミリーゲレンデがあるスキー場がです。

とはいえ、最初の滑りは正しい基本に沿ったものを覚えたほうが、安全性も高く、上手くなるのも早いもの。まずは、スクールにお願いするのも良い手段です。インストラクターは何百人という人たちを教えてきたプロ。子どもたちにわかりやすい実践的なスキーを教えてくれます。スクール中は、親の見学は可能でも基本は子どもたちだけで参加するので、その間に滑りに行くことも可能です。

この時に注意したいのが、スクール時間と予約の要・不要、そして参加年齢です。スクール時間は1~2時間程度の短いものから、半日、1日と様々ですが、スキー場によっては半日や1日プランがないところもあります。どのくらい預けて大丈夫かを子どもに聞いてみるのも良いでしょう。また、人気のスクールは当日では参加できないことも。「絶対に参加させたい!」のであれば事前予約がおすすめです。

参加年齢もチェックポイントです。スクールの参加は満4歳からが一般的。その場合、4歳になる年でも誕生日を迎えていなければ参加資格がありません。3歳から参加可能なスクールは少ないので注意が必要です。3歳でゲレンデデビューを考えるならスクールでゲレンデを選ぶ方法もアリです。なお、グループレッスンであれば3歳からでもOKなところは多いので、パパ・ママもブランクがあるようなら、思い切ってグループレッスンを受けてみるのも良さそうです。

飽きっぽい子が1日楽しむには、ゲレンデ&キッズパークの両方使い

実際にゲレンデデビューを果たしてスキー・スノボを楽しんでいても、疲れてきたり、リフト待ちが嫌になったり、ちょっと飽きちゃうことは、子どもにはよくあること。そんな時は、キッズパークを活用しましょう。雪が豊富な地域であれば、キッズパークには雪山があることも。それだけで子どもは大喜び。創作意欲が刺激されて、何やら大きなものを建築し始めたり、小さなものを細々と作り出したり。スキー・スノボとは全く違う遊びをすることで、途端に気分が変わります。

また、最近のキッズパークはそり遊びも多彩。昔ながらのプラスチック製のそりだけではなく、スピードが出るタイプのそりなどを揃えているところもあります。そり以外にもスノーストライダーやスノーチュービングがあり、好みによって遊びを選ぶことができます。多くがそれぞれのエリアごとに分かれて、柵を設けているところもあるので、安心です。

なお、キッズパークによっては、そりなどの遊具は有料のところや、キッズパーク入場料に含まれているところ、入場料自体が1日リフト券を持っていれば無料のところなどあるので、そこもチェックポイントです。

地域別 キッズパークのあるおすすめの全国のスキー場

キッズパークの魅力とは

キッズパークがあると、子どもがスキー・スノボに飽きてしまったときの気分転換になります。パパ・ママが交代しながら見ることで、互いに自由に滑ることができるのも大きな魅力です。

入場料はスキー場によって様々ですが、再入場が可能なところも多く、スキー場に到着したらまずはキッズパークで体を温めながら気分も高めてゲレンデに滑り出し、飽きたり疲れたりしたら戻ってくるという使い方も良さそうです。

北海道・東北エリアのキッズパークがあるおすすめスキー場

ルスツリゾート(北海道)

3つの山に広がるルスツリゾート。ホテル前のメインゲレンデとなるウエストMt.と、コンパクトながら2,000m以上のロングコースが楽しめるイーストMt、中・上級コースが豊富なMt.イゾラに分かれています。キッズパーク「クレヨンしんちゃんひろば」はウエストMt.にあり、そりやチュービング、雪上ランニングバイクがパーク料だけで1日遊び放題! スノーエスカレーターがあるので、そりなどのスタート地点に行くのも楽々です。

スクールも充実していて、キッズパーク同様に『クレヨンしんちゃん』のキッズスクールがあります。こちらは3歳から受講が可能で、インドアゲレンデでのレッスンがあるためまったくの初めてでも安心です。

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グランデコスノーリゾート(福島県)

極上の雪質で知られるグランデコスノーリゾートにあるのは、子どもはもちろん大人も楽しめるキッズパーク。ストライダーエリア、そりエリア、ふわふわエリア、雪遊びエリアに分かれているので、乳幼児でも安心して雪遊びができます。ムービングベルトのおかげで移動も苦になりません。平日はお得な無料開放! スキーセンターには、無料のファミリー専用の休息スペースがあるのも嬉しいサービスです。

スクールは4名までの完全少人数制。スノボの「キッズ・ジュニアレッスン」は3歳から受講が可能で、細やかなレベル別になっています。スキーのスクールには「親子スキーデビューレッスン」もあるので、子どものゲレンデデビューを機に、自分もやってみたいというパパ・ママにおすすめです。

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関東エリアのキッズパークがあるおすすめスキー場

ハンターマウンテン塩原(栃木県)

通称「はんたま」で親しまれているハンターマウンテン塩原は関東圏最大級のスキー場。3,000mのロング滑走は「気持ちい!」の一言です。キッズパークも広々としていて、そり専用のゲレンデではハンドル・ブレーキ付きのそりも貸し出しています。スピード好きの子なら大はしゃぎ、間違いなし。パーク近くには、休憩ができるファミリーハウスがあり、小さい兄弟姉妹がいる時などに便利です。

ゲレンデデビューをしたばかりの子には、ネットで区切られた練習スペースのハンタマ広場がおすすめ。ここでステップアップして、いざ、本格的なゲレンデデビューへ! メインゲレンデは初・中級者向けでワイドなコース。スノーエスカレーターがあるので、まだリフトに慣れていない子でも滑ることができます。

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たんばらスキーパーク(群馬県)

都心から2時間半の距離にありながら降雪量が多く、5月までスキーが楽しめるたんばらスキーパーク。初級コースと中級コースの他に、初心者コースがありゲレンデデビューを後押ししてくれます。特に嬉しいのが、スクールです。キッズクラスは3歳から受講が可能で、雪と遊んで、雪に親しむところからスタートしてくれます。

コンパクトなスキー場ですが、ファミリー専用の飲食スペースがあるなど、子ども連れ家族のサービスが充実しています。キッズパークは常時無料開放されているそりエリアと、特定日に営業するスノーチュービングエリアで構成されたエリア。スノーチュービングは大人も一緒に楽しむことができます。なお、そりの貸し出しはしていないので、注意が必要です。

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甲信越エリアのキッズパークがあるおすすめスキー場

岩原スキー場(新潟県)

ワイドでロングなバーンが魅力の岩原スキー場には、「パラダイス」と名の付くキッズパークがあります。その名の通り、雪遊びゾーンやそりゾーンは遊び放題。ハンドル付きなど多彩なそりが揃っているので、飽きずに遊べます。もちろん人気のスノーストライダーもあります。雪遊びゾーンには山盛りの雪が集められているので、かまくらを掘ったり、雪の滑り台にしてみたりと自分だけのパラダイスをつくる子たちがいっぱい。親子で雪合戦もOKです。雪遊びに最適な子ども用長くつの貸し出しもあるほか、ファミリー専用ハウスには室内遊びコーナーや授乳室コーナー、乾燥用のストーブの設置など、至れり尽くせりのスキー場です。

スクールは3歳から未就学児向けの「ポンジ・ボブ スノーキャンプレッスンプログラム」があります。専用エリアでのレッスンとなるので安心です。

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ふじてんスノーリゾート(山梨県)

富士山を望む絶好のポイントにあるスキー場。トップ付近に富士山展望デッキがあり、板を履いていなくともリフトに乗って訪れることができます。ゲレンデデビューがまだの子や、リフトに乗るのはまだ怖いといった子でも、美しい富士山と河口湖のパノラマを眺めることができます。

そんなスキー場で、子どもに一番人気なのはやはり、そり。専用エリアでは、スノーストライダーや鉄・木製のそりは滑走できませんが、自分のそりを持ち込むこともできます。ゲレンデデビューを狙う子は、子ども専用のスキーゲレンデとスノボゲレンデで練習を。スキーとスノボのエリアが別々に分かれているので、まだ止まりにくく、転びやすい子どもたちも安心です。また、期間限定、雪で作った「ミニ富士」が登場する雪遊びエリアは小さい子に人気です。

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東海エリアのキッズパークがあるおすすめスキー場

ダイナランド(岐阜県)

西日本エリアで最大級、20本ものコース数を誇るダイナランドは、キッズパークにもビッグな楽しさが詰まっています。屋内と屋外の遊び場をまとめた施設「Baboon」を中心に、室内エリアやレストラン、外遊び用のパークが完備。パーク内は、スキー・スノボデビューをしたばかりの子ども向け練習バーンがあり、練習にもなるビギナーリフトが設置されています。ここでしっかり慣れておけば、ゲレンデデビューも目の前です。ちょっと滑れるようになったら、障害物などを置いたスノーパーク的なチャレンジバーンに挑戦。ぐんとレベルがアップしそうです。そりのゾーンには7種類のそりがあり、好きなものを選ぶことができるので、なかなか飽きることはないでしょう。また、ちびっこ用の雪遊びゾーンは別にあるので、乳幼児連れも安心です。
スクールはスノボが3歳から受講が可能。年齢ごとにクラス編成をしてくれます。

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鷲ヶ岳スキー場(岐阜県)

高鷲ICから3kmとアクセス抜群の鷲ヶ岳スキー場。隣にあるホワイトピアたかすと合わせて、全26コースあるワシトピアとして人気です。

鷲ヶ岳スキー場エリアのキッズパークには、乳幼児が遊べるプラスチックハウスや、雪の滑り台などがあります。また、歩いて登れる大きな雪山も。チュービングコースではスリリングな滑りが楽しめます。当日のリフト券があれば無料で利用できたり(当日券1枚につき1人)、毎週火曜はレディースデーとして女性が無料になったりするお得なキッズパークです。

ゲレンデデビューを目指すなら、練習用の「パンダルマン冒険広場」へ。緩やかな斜度で特訓に最適です。

ここで自信がついたら、センターハウス前の初心者ゲレンデへ行ってみましょう。なお、ゲレンデまで徒歩0分の鷲ヶ岳高原ホテルレインボーには、「クレヨンしんちゃんキッズスクール」があり、子どもに人気です。

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北陸エリア のキッズパークがあるおすすめスキー場

IOX-AROSA(イオックス アローザ)(富山県)

スイス南東部のリゾート・スイスアローザと提携しているスキー場です。ハイジやヨーデルなどかわいらしい名前のついた初級~上級までのコースがバランス良く配置され、キッズパークも完備。そりやスノーストライダーで遊ぶことができます。1日500円で再入場可能とリーズナブルながら、スノーエスカレータ―があるので、何度でも滑り下りてくることができます。パパ・ママにとって地味につらい、そりを持っての行き来は必要ありません。キッズパークの半分はスキー・スノボエリアですが、キッズパーク前が子供ゲレンになっているので、全くの初めてはキッズパークで。少し滑ることができるようになった子は、子どもゲレンデとレベルに合わせて分かれるので、安心して遊ぶことができます。

スクールは3歳から受講が可能。室内ゲレンデを使ってのスタートなので、少しずつ、確実にレベルアップしていけます。スクールの様子は室内から見守ることができるのも嬉しい配慮です。

立山山麓スキー場(富山県)

富山県内のスキー場の中でも規模が大きい立山山麓スキー場。らいちょうバレーエリアと極楽座エリアの2つのエリアに分かれ、ナイターゲレンデのあるらいちょうバレーエリアにキッズパークがあります。雪遊びおもちゃのほか、子どもも大興奮のそり、スノーチューブ、ストライダーなどの貸し出しも料金に含まれているお得なパークです。パーク内にはベルトコンベアがあるので、そりやストライダーが楽々遊べます。なお、極楽坂エリアにあるソリ広場は無料で利用できます。

ゲレンデデビューをしている子なら、平均斜度10度のユートピアゲレンデか、ファミリーゲレンデへ。どちらもワイドでほど良い斜度のコースです。

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関西エリアのキッズパークがあるおすすめスキー場

グランスノー奥伊吹(滋賀県)

大阪から約100分、名古屋からなら約60分とアクセスの良いスキー場で、関西エリア最大級のスノーリゾートです。それでいて雪質は上質なパウダースノー。幅広の緩斜面のファミリーゲレンデがあるほか、最大斜度46度となる超上級コースがある、バラエティ豊かなスキー場です。

キッズパークにはトンネル付きの動く歩道があるので、風が強い日でも大丈夫。貸し出し無料のそりや、ふわふわ遊具などで遊ぶことができるほか、たっぷりの雪でかまくらや雪だるまを作ったりと自由な発想で楽しむことができます。中には雪でお城を作る子も? 雪遊びで寒くなったり、疲れた時に利用できるキッズハウスもあり、家族で楽しめるスキー場です。

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万場スキー場(兵庫県)

コンパクトなスキー場ながら初・中・上級コースのバランスが良いスキー場です。隣の奥神鍋スキー場とはリンクしており、共通リフト券も利用できます。

万場スキー場のキッズパークはファミリーゲレンデの近く、駐車場からスキー場に入ってすぐの場所にあります。子どものゲレンデデビューを応援するスキー・スノボエリアと、そりやスノーチュービング、スノーストライダー、雪遊びが楽しめるエリアがあります。加えて、ジャングルジムやキャッスルクライマーなどの遊具があり、子どもたちに大人気。もちろん、スノーエスカレーターがあるので楽ちんです。また、パークエリア内に造雪機があるため、いつでもたっぷりの雪で遊ぶことができます。

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中国エリアのキッズパークがあるおすすめスキー場

ユートピアサイオト(広島県)

ユートピアサイオトには西日本最大級のスノーパークがありますが、もう一つの自慢のパークがキッズパークです。駐車場のすぐ近くには無料の雪遊びエリアがあり、例年、毎週末イベントも開催されています。そのほか、そり専用のエリア「キッズキングダム」があり、入場料のみでそり遊びが楽しめます。特にそりの種類は豊富で、世界の“おもしろそり”が集まっているので必見、お試し必須です。なお、リフト券があれば入場は無料です。

スクール受講の希望者は、3歳から小学生のスキー初心者が対象のスキースクールへ。レッスンをしている子どもたちしかいない専用ゾーンでのレッスンなので安心です。

遊び疲れたら、「キッズキングダム」が見下ろせる位置に建つファミリー専用の休憩室がおすすめ。ボールプールなどの遊び場があるほか、なんとファミリー専用のこたつ付き休憩所があるんです。雪遊びをしていると動いていても足は冷えてしまいがち。要予約の有料スペースですが、一度試したらリピートしてしまいそうな予感がするサービスです。

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ひるぜんベアバレースキー場(岡山県)

子ども連れのスキー・スノボなら、アクセスの良さは重要です。蒜山ICから約5分とアクセス抜群のひるぜんベアバレースキー場。リフト2本のコンパクトなスキー場ですが、キッズパークやボードパークもしっかり完備しています。

キッズパークにはフェンス付きのスノーエスカレーターがあるので、スノーチューブを使ったチューブライドも楽々、何度滑っても大丈夫! 近隣のスキー場にはあまりスノーチューブがないため、人気のアクティビティとなっています。乗り物に飽きたら、無料で貸し出している遊び道具で雪遊びをしたり、雪山から掻き出した雪でかまくらなどの大作にチャレンジしてみるのも良いでしょう。

四国エリアのキッズパークがあるおすすめスキー場

久万スキーランド(愛媛)

松山ICから約30分。久万スキーランドは、2本のトリプルリフトで山頂まで一気に登ったら初・中・上級コースに分かれて滑り降りるシンプルな設計のスキー場です。造雪機械で安定した積雪量を保っているので、毎日ナイターを営業。スキー・スノボ好きが足繫く通っています。

スキーセンター前には平均斜度8度の初心者ゲレンデと無料のムービングベルトが設けられ、誰でも無料で利用できます。ムービングベルトの近くには、そりと雪遊びができるちびっこゲレンデがあり、ゲレンデデビューに最適です。なお、そりの最長滑走距離は80mと滑り応えもたっぷりです。

石鎚スキー場(愛媛)

石鎚山ロープウェイで登った先、山の中腹部にある石鎚スキー場。標高が高いため雪質が良く、展望台のある上部は、雪がたっぷりと降った日にはオフピテ状態で開放もされるほど。ハイシーズンともなればモーグルレーンが登場するほど上級者好みのハードなコースがある一方で、下部はワイドで傾斜もゆるい初級者向けのエリアとなっています。斜度も緩やかなので、まずはここでスキー・スノボのテクニックを磨いていきましょう。初級者向けコースの前には、そり遊びと雪遊びができるエリアが設けられています。

九州エリアのキッズパークがあるおすすめスキー場

くじゅう森林公園スキー場(大分県)

大分県内でも比較的雪の多い地域にあるスキー場で、雪質が良いと評判です。初・中・上級コースがバランスよくあり、そりと雪遊び専用のエリアのほか、初心者が練習できる最大斜度10度のレッスンゲレンデがあるのが特徴です。レッスンゲレンデにはフード付きの動く歩道があり、リフトに慣れていない子どもや初心におすすめ。100mを上がって行くので、初心者なら十分滑りがいがありそうです。慣れてきたら、隣のファミリーゲレンデにステップアップしてみると良いでしょう。このほか2ヶ所のスノーパーク、モーグルゾーンなど中~上級者向けのコースも揃っています。そり遊び専用のゲレンデは、小学生未満は無料で利用できます。

五ヶ瀬ハイランドスキー場(宮崎県)

国内最南端の天然雪のスキー場として有名なスキー場。トップの標高が1,610mあり、最南端ながらにパウダースノーに出会えます。また造雪機も設置しているため、コンデションの良い状態で滑りや雪遊びが楽しめるのも嬉しい点です。

駐車場からリフトで上がった先がほぼ最上部となり、そのまま初級または初・中級コース、上級コースを選んで滑り降りるコース設計なので、初心者やファミリーはリフト降りてすぐのファミリーゲレンデへ。ファミリーゲレンデでは、そりや雪遊びが楽しめます。そりはレンタルもあるので、手軽に遊びに行くことができます。

大人も楽しめるアクティビティが充実する全国のスキー場

アクテビティって何?

近年、各スキー場では多くの人に来てもらうために様々な工夫を凝らしています。家族向けのキッズパークのほか、スキーやスノボの楽しみ方が多彩になってきたことで、スノーパークやオフピテコースを設置、開放するスキー場が増えています。そして、もう一つの工夫が、スキー・スノボをしない人でも雪遊びや冬の大自然を楽しめる各種アクティビティの設定です。このアクティビティの増加には、滑る道具がスキーやスノボだけではなくショートスキーやスノースクート、スノースケート、スノードライブなど多彩になっていることも関係してそうです。スキー場によってはスキー・スノボ以外の滑走を禁止しているところもあるため、体験プログラムなどを通じて楽しめるアクティビティが人気なのです。

そこで、代表的なアクティビティをいくつか紹介します。

◎スノーラフティング

ラフティングと言うと川遊びを思い浮かべてしまいますが、こちらはスノーモービルなどでラフティングボートを引っ張り、雪上を走り抜けるアクティビティです。スキー場によってはスピードを抑え、雪上散歩を楽しむようなものもありますが、多くがちょっとスピードを出してスリリングさを楽しむものになっています。この派生的なものとして、雪上バナナボートがあり、こちらもスノーラフティング同様にちょっとしたスリルを味わえます。

◎スノーハイク

圧雪されていない雪の上を歩くために、スノーブーツなどに取り付ける「スノーシュー」を使ったハイキングです。登山とは異なり、スキー場周辺などの比較的平坦なコースが主流。木々の間をのんびりと歩き、雪山を体験します。多くはスキー場や、その地域の体験プログラムを提供する団体などが主催するスノーハイクツアーに参加して楽しむことができます。また、類似のアクティビティとして、スノーシューの日本版「かんじき」を使ったハイクが体験できるところもあります。

◎スノーモービル

スキー場で大活躍の雪上バイクを体験乗車できるアクティビティです。公道ではない決められたエリア内を走るので、基本的に免許は不要です。スノーモービルの体験エリア内を楽しむものが主流ですが、中には周辺の林道のコースを走るものもあります。また、親子でタンデム(2人乗り)ができるところや、子どもが乗れるスノーモービルがあるスキー場もあります。

◎雪上での自転車体験

最近注目を集めているのが、3.8インチ以上の太いタイヤを備えたオフロード自転車、いわゆるファットバイクで雪山を楽しむアクティビティです。多くのスキー場では、一般コースでのハンドルが付いた滑走具の走行を禁止していますので、体験プログラムや専用エリアでの遊びとなります。

◎スノードライブ

サドル部分にまたがり、両足を付けることで安定性を高めた、そりの進化版のような滑走具です。ハンドルとブレーキがついているため、操作性・機能性・安全性は高く、30分ほどの練習で乗れるように。子どもでも安心して遊ぶことができます。スキー場でレンタルしているところはそれほどなく、多くの場合は試乗会などのイベントで体験できます。また、旅行会社が主催するツアーによっては、スノードライブがレンタルできる[岡崎21] ものもあります。

北海道・東北エリアにあるスキー場のおすすめアクテビティ

富良野スキー場(北海道)

富良野ZONEと北の峰ZONEに分かれ、最大で約4,000mと北海道ならではのロングコースが楽しめる富良野スキー場。スノーラフティングや雪上バナナボートなど家族みんなで楽しめるアクティビティが豊富な「わくわくファミリースノーランド」が人気です。スノーモービルはタンデムと1人乗り用の2種類あり、決まったエリア内を周るだけではなく、林間コースに出て運転ができます。また、「和かんじき」の貸し出しもしているので、スノーシューとの違いを楽しんでみてもいいかもしれません。夜には「米村でんじろう」サイエンスプロダクション監修の、冬の寒さを楽しむイベントツアーも開催しています。こちらは、大人1名につき小学生までの子ども2名まで無料とお得です。

なお、スキー場目の前にあるプリンスホテルには、会員限定の「キッズフリープログラム」があります。会員は、場内アナウンスや、圧雪車の乗車、場内パトロールなどの無料体験が申込できます。

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安比高原スキー場(岩手県)

初級者でも頂上から5,500mのロングコースが楽しめる安比高原スキー場。前森山から西森山にかけて、広大な面積に多彩なコースが広がっています。

滑り台などの遊具がある雪遊びエリアと、大小のそり、スノーチュービングが揃うキッズパークは大人も楽しめるスノーランドです。専用コースを走るスノーモービルは13歳から乗車が可能で、大人にも大人気。スノーラフティングはゆっくりとしたタイプなので、真っ白な森の景色を家族でのんびり眺めながらのドライブができます。ハードブーツが不要の板の貸し出しもあり、スキーやスノボができない人でも気軽に雪上散歩が楽しめます。

また、ゲレンデ直結のホテル安比グランド内には、温水プールや創作体験メニューなどがあり、ホテル内で楽しみながら過ごすこともできます。

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関東エリアにあるスキー場のおすすめアクテビティ

軽井沢スノーパーク(群馬県)

ウェルカムファミリーを謳うスキー場なだけあって子ども向けの施設やサービスが充実! キッズパークには小さい子でも乗れるちびチュービングやスノーストライダー、そりが楽しめるエリアがあります。特にそりは全長80mと滑り応えたっぷり。そのほか、ターザンロープや丸太の平均台などが備え付けられたミニアスレチックや子ども3人が乗れるブランコも。そりが怖い子には、「プチあさま」と名付けられた雪山に登って、おしりで滑ってみるのもアリ。または、雪山を掘って丸1日、トンネルづくりに燃えてもいいかも。しかも、ドッグランがあるので、子どもと愛犬が一緒の家族旅行ができます。

大人向けには迫力満点のジェットチュービングがおすすめ。4歳以上から参加が可能で、「ジェット」とつくだけにスピード感、スケール感が飛びぬけています。大きなバンクを滑り降りた後には、連続ジャンプが待っています。ふわっと体ごと浮く感覚はクセになりそう!?

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ノルン水上スキー場(群馬県)

水上ICからわずか3kmと下道を走る距離の短さが嬉しいスキー場です。中級コースがメインのコース設計で、最大滑走距離は2,000m。メインゲレンデはしっかりとした広さのある滑りやすい初級コースです。

キッズパークは広く、小さな子ども向けには、ふわふわや滑り台付きのプラスチック遊具、スコップやバケツなどのおもちゃでの雪遊びができるエリアがあります。専用のそりエリアには40mのスノーエスカレーターがあるので、そり運びに苦労しません。また、ここのキッズパークは大人も入場でき、迫力あるスノーチュービングを楽しむことも。ストライダーやスノーレーサーの専用エリアがあるのも人気の理由のひとつです。

キッズクラスのスキースクールは、1人なら4歳から、親が一緒なら3歳から参加が可能です。スノボスクールは4歳からの参加となっています。

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甲信越エリアにあるスキー場のおすすめアクテビティ

戸狩温泉スキー場(長野県)

3つのエリア、全19コースから成るビッグゲレンデで、そのうちのペガサス、オリオンゲレンデに無料のキッズエリアとちびっこゲレンデが常設されています。近くには初心者ゲレンデがあるので、ステップアップをしたい子にはぴったりです。パーク内では遊具で遊べるほか、キッズヘルメットの無料貸し出しサービスもあります。そのほか、それぞれのエリアにスノーストライダーパークもあり、スキー・スノボデビューがまだの子どもでも雪上を走り回って遊べます。小学生以上の子どもがいるなら、雪の中でも走れるファットバイクが楽しめる「雪ちゃりスノーパーク」で大人と一緒に大自然を満喫してみましょう。雪の上を自転車で走る経験は専用ゲレンデがあるここだからこそできる体験です。

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X-JAM高井富士&よませ温泉スキー場(長野県)

47ものアイテムが揃うスノーパークが人気のX-JAM高井富士と、中級コースをメインに最大斜度33度など上級者も満足のコースを揃えたよませ温泉スキー場が一緒になったスノーリゾート。こちらのスキー場では、スノードライブなどスキーやスノボ以外での滑走もOKのため、様々な楽しみ方ができます。スノードライブは試乗会などのイベントが開催されていない場合は、旅行会社のツアーなどでレンタルできる場合もあります。子ども向けのエリアはそれぞれのスキー場にあり、X-JAM高井富士には雪遊びができるエリアが、よませ温泉スキー場は初級者コースの乙女ゲレンデでそり遊びができます。

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東海エリアにあるスキー場のおすすめアクテビティ

高鷲スノーパーク(岐阜県)

日本最大級のスーパーパイプがあり、初級者から上級者まで楽しめるスキー場ですが、キッズ向けサービスも充実しています。おすすめは、自転車に乗れる子なら自分で運転ができちゃうスノーモービルランド(土日祝限定開催)。もちろん親子で乗ることもできます。

キッズパークは、ふわふわ滑り台などの遊具も豊富。そりは無料での貸し出しです。そのほかスノーチュービングで遊んだり、大きな雪山でミニ登山を楽しんでみるのもよさそうです。パーク内の移動にはドーム付きのエスカレーターが利用でき、バラエティ豊かな遊びがギュッと詰まったパークとなっています。また例年、毎週末には雪玉ストラックアウトやソリ競争といった子ども向けイベントも開催されています。

家族で楽しむなら、板を持っていなくても乗れるゴンドラで10分の山頂にあるテラスへ。絶景のパノラマを見ながら食事ができます。

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ひるがの高原スキー場(岐阜県)

ひるがの高原スキー場は、ゲレンデ全体が見渡せそうなほどのワイドな一枚バーンというシンプルなつくりの中に、初・中級コース、キッズパーク、各アクティビティがしっかりと詰まっています。子どもが大好きなふわふわ滑り台や雪山遊び、そりなどが揃うキッズパークも楽しいのですが、例年、毎週末行なわれるイベントがファミリーに大人気。そり大会や親子障害物競走などの大人も参加できるイベントです。このほか、大人も乗れるスノーラフティングはファミリーに大人気。3月になってからオープンするウィンタージップなどもあり、親子で楽しめるスキー場です。

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北陸エリアにあるスキー場のおすすめアクテビティ

スキージャム勝山(福井県)

西本最大級の規模と随一の最長滑走距離を誇るスキージャム勝山。雪質と積雪量に恵まれたスキー場です。恐竜をテーマにしたキッズパークがあり、スノボエリア、スキーエリアを設けることでゲレンデデビューの子どもたちを応援しています。パーク内はさらに、そりエリア、雪遊びエリアに分かれているので滑らない子たちにも安心。雪遊びエリアには巨大な雪山がそびえたち、時には滑り台になっていることも。登ったり、滑り降りたり、それぞれの遊び方ができます。スピードが大丈夫な子なら、家族みんなで雪上バナナボートがおすすめ。スノーモービルで引っ張るのでスピードがあり、時にはジャンプすることも。スリル満点なアクティビティです。

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一里野温泉スキー場(石川県)

石川県最大規模のスキー場にあるのは、広々としたキッズパーク。動くベルトを使って、そりやチュービング、スノーストライダーなどで遊ぶことができます。スキーやスノボの練習もできますが、センターハウス前の初心者向けのゲレンデも緩やかな斜面で、ゲレンデデビューには最適。こちらにも動くベルトが設定されているので、滑りの練習ができます。

なお、キッズパークはスキー場奥にある立ち寄り湯に一番近く、帰る前にささっと寄って、冷えた体を温めることもできます。また、スキー場からは少し離れますが、自然体験プログラムを提供する「いしかわ自然学校」では、真冬のかんじきハイクを開催。親子でかんじきを体験できます。

関西エリアにあるスキー場のおすすめアクテビティ

箱館山スキー場(滋賀県)

ゴンドラで一気に山頂付近まであがった先にゲレンデが広がる箱館山スキー場。山頂付近の地形を生かしたワイドなバーンで滑りを楽しめます。キッズエリアはゴンドラを降りてすぐの場所にあり、同スキー場のキャラクター「ハコちゃん」のふわふわ滑り台が楽しめます。エリア内にはスノーエスカレーターが設置され、スキーやスノボを始めたばかりの子どもから大人まで利用ができます。なお、キッズエリアはゴンドラとセットになったリフト券を持っていれば無料で利用が可能です。

この他、大人も楽しめるスノーラフティングやスノーチュービングがあり、ひと滑りした後の気分転換などに最適です。ゲレンデ内にはスノーシューコースが設置されていて、処女湖・琵琶湖が展望できる約2時間半のスノーシュー体験ツアーもあります。少し長いように感じますが、自然を見渡しながらのハイクなので、子どもムリなく参加が可能。途中、温かな軽食も提供され、雪の中でホッと一息つける体験です。

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アップかんなべ(兵庫県)

日本最大級のファミリー向けスノーランドは、丸1日遊んでも時間が足りないほど。キッズパークも多彩です。中央ゲレンデとうえ野平ゲレンデそれぞれにあるキッズパークには、ふわふわ滑り台やおままごとハウスなど様々な遊具が設置されています。中でも浮き輪型のチューブに乗ってくるくる回るメリーゴーランドは、まさに雪の遊園地です。近くにはキッズエリアがあり、動く歩道もあるのでスキー・スノボの練習に集中できます。

でも、アクティビティはそれだけではありません。大人も参加できる熱気球体験は、ここならではのアクティビティ。白銀の世界を空から眺めるひと時が楽しめ、運が良ければ雲海も見えるかもしれません。また、圧雪車に乗ってスキー場内を周るバックヤードツアーも人気です。日中のリフト営業終了後、どんなことが行なわれ、ゲレンデがどのように圧雪されているのかを体験できます。このほかスノーラフティングやスノーモービル体験などができ、大人も雪山を満喫できます。

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中国エリアにあるスキー場のおすすめアクテビティ

恐羅漢スノーパーク(広島県)

標高1,346mの恐羅漢山山頂から標高差約420mの滑りを堪能できる恐羅漢スノーパーク。頂上からは日本海が見渡せます。レストハウス前にはファミリー広場があり、ふわふわのドームやウレタンアニマルで楽しむことができます。

そして、このスキー場の雪遊びと言えばもう一つ。中国・四国・九州地方ではまだ珍しいスノーラフティングです。スノーモービルでラフティングボートをグングン引っ張るので、横Gがかかるほどの大迫力な走りを家族皆で楽しめますよ。

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芸北高原大佐スキー場(広島県)

上部にはオフピステコースをはじめとした上級コースが、下部のセンターハウス前には初級者に嬉しいワイドなバーンが広がるスキー場です。

ここの名物は、例年行われているペンギンデー。スキー場オープン期間中の数日間、ペンギンが1日2~3回ゲレンデをお散歩します。運が良ければ一緒に記念撮影ができるかもしれないとあって子どもから大人まで人気なのです。

ペンギンを待っている間や、見終わった後は、そり専用ゲレンデへ。途中からイヤになりがちな、そりを持っての移動も、動く歩道があるので楽々です。雪だるま作りや雪合戦などの遊びも、ここでできます。

芸北高原大佐スキー場の情報はこちら

四国エリアにあるスキー場のおすすめアクテビティ

ソルファオダスキーゲレンデ(愛媛)

山頂から四国カルストの大パノラマが望めるスキー場です。コンパクトながらも四国最長滑走となる1,200mのコースやモーグルコース、キッズパークも揃い、初級者から上級者、ファミリーと幅広いスキーヤー・スノーボーダーに人気です。

駐車場の隣にあるキッズパークは、四国最大級。スノーチュービングやそり、雪あそびなどが堪能できます。大人も童心に帰って遊べることまちがいなし。もちろん、動く歩道もついています。

井川スキー場 腕山(徳島県)

四国地方の中で最速オープンを謳う井川スキー場腕山は、徳島県唯一のスキー場。初・中・上級コースが揃い、ゲレンデの下部にちびっこゲレンデと雪遊びエリアがあります。小さめながらもムービングベルトが設置されているので、ゲレンデデビューをしたい子どもにぴったり。板を履くのがまだ早い子は、そりコースでスピードになれるのも良いでしょう。

なお、このスキー場には北欧フィンランドの樹齢100年のパイン材を使った本格的なフィンランドコテージがあり、宿泊が可能とあって人気です。

家族でスキーを楽しむならキッズパークのあるスキー場に行こう

いかがでしたか。いろいろな遊具やサービスがあるキッズパークは、子どもたちにっては遊びの天国。夢中になって遊んでくれるでしょう。キッズパークとしての名前はつけていないスキー場でも、そり専用コースや雪遊びエリアを設けているところは多く、行きたいスキー場があればゲレンデマップを見てみると良いかもしれません。

キッズパークを上手に活用すれば、家族でのスキーがもっと楽しくなります。

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