スキー場での怪我や事故に備えよう おすすめのスキー・スノボ保険8選

スキー 保険

コラム

スキー場で起こる様々なトラブルの多くは、マナーを守ることや、技術レベルを把握して無理をしない、といった自己防衛で防げるものです。
しかしながら、それでも万が一誰かに衝突した場合や、物を壊してしまった場合に備えなければなりません。
保険に入っていれば、誰かが追突してきた等不測の事態にも備えることができます。
スノボやスキーへお出かけの際は、今回オススメする保険を参考に、いずれかに加入しておきましょう。

スキー・スノボの保険とは 補償内容を確認しておこう

チェック
スキー・スノボの保険は、長らく単品の商品として展開されていました。
時代の変化やニーズと共に保険のあり方も変わっていて、現在はスキー保険、スノボ保険という単体の保険は少なく、レジャー用の保険がスキーやスノボを補償対象とする内容が主流となっています。

レジャー用の保険 その補償内容

 ・自分が怪我をしてしまった時の補償
   真っ先に思い浮かぶのが、自分がケガを負ってしまった場合です。当然補償内容として含まれています。また補償金額も中々の額が設定されており、50万円~100万円が多いです。
   スキー場の怪我の場合、ヘリ輸送等なども想定されます。そのためそれにかかる救援費用という物もカバーできるよう、補償額が高くなっています。

 ・対人(怪我をさせてしまった場合)補償
   続いて大事なのが、対人補償ではないでしょうか。これは特に車やバイクに乗っている方なら常識ですが、任意で加入するタイプの保険ながらも必須といえるものです。
   相手の怪我の程度によっては、かなり深刻な事項になり、相手との交渉も代行してくれる内容が多くなっています。
   当事者同士のみの交渉はなかなか話がまとまらず大変ですので、保険の代行サービスがあると心強いです。
   
 ・携行品損害
   海外のスキー場では常識とも言える盗難補償もあります。日本人はアイテムにこだわる傾向がありますので、状態の良いものをもっていたり、流行りのモデルをもっていたり、価格の高い板を持っていたりと、ターゲットにされやすいという実情があります。日本であっても盗難の恐れは十分あるので、自分の道具を持っていく方は特に、携行品損害があると良いです。 
   携行品損害は、事故やケガの際に壊れてしまったスキー板やゴーグルなどの補償を受けることが出来ます。また、ひったくりや盗難といった犯罪によって受けた盗難損害についての補償も含まれています。盗難補償をより広くカバーしている内容で、現在は携行品損害が主流です。

スキー・スノボの保険を選ぶ

女性

必要な補償内容が揃っているか確認する

保険を選ぶとき、まず先に挙げた項目が全て入っているか確認しましょう。以前であればケガだけ補償対象という加入の仕方が多かったのですが、最低限対人補償は入れておくべきです。
また、携行品損害もできれば入っておくべきです。特にゴーグルやサングラスなど、高価なアイテムを所持している場合は、意識して加入するようにしましょう。

どのようなケースで補償されるのか、想定しておく

例えば、携行品損害は「偶然な事故により損害が生じた場合に補償」というのが一般的ですが、多少の自己負担も発生することもあります。
自己負担をしてでも、補償を受けた方が良い物とそうでない物をやんわりと想定しておくと良いでしょう。
また、救援費用が補償されるかどうかもスキーもしくはスノボをする上で必要かどうかの判断も、重要なポイントです。

既に加入している可能性がある保険内容も

家族で加入している保険の補償内容も、確認しておいたほうが良いです。既に入っている事も多いので、自分自身が契約していなくても、一度聞いてみると良いでしょう。
クレジットカードなどは、既にセットで賠償補償が適用されているケースもあります。

Webで完結簡単申込み スキー・スノボ保険 Yahoo!

web申し込み
Yahoo!のスキー・スノボ保険は「ちょこっと保険」という名称です。

・プランと補償内容
 スモール・ミディアム・ラージと3つのプランが用意されていて、個人賠償=対人、携行品損害、入院、救援の必須項目が揃っています。
 また、ミディアムは通院や後遺症などの補償も対象範囲となり、ラージになると補償額が上がるといったプラン内容です。

・プラン費用
 本人加入で参考にすると、スモール:月額270円、ミディアム:月額680円、ラージ:月額1,170円となっており、夫婦や家族の加入になると1人あたりの保険料が安くなります。

・その他
Yahoo!の保険と思いがちですが、Yahoo!は団体保険契約者であり、販売代理店はワイズ・インシュアランス株式会社、保険引受は三井住友海上火災保険株式会社です。

1日契約有り+コンビニで簡単申込み スキー・スノボ保険 セブンイレブン

セブンイレブンのスキー・スノボ保険は「1DAY保険レジャー保険」という名称です。

・プランと補償内容
 プレミアムとベーシックのプランに分かれていますが、両方とも補償内容は同じです。日常生活賠償=対人、入院、救援の必須項目が揃っています。
 また最初から死亡や入院とは別に骨折への補償もあるなど、ケガに少し手厚い内容と言えます。携行品損害は含まれていないので、その点ご留意下さい。

・プラン費用
 1DAYという名称通り、ベーシックは1日500円、プレミアムが1日700円となっています。一見高そうですが、日常生活賠償=対人の補償額は最大3億円となっており、十分な補償内容を得られるのがポイントです。

・その他
 取扱代理店は株式会社セブンドリーム・ドットコム、引受保険会社が三井住友海上火災保険株式会社です。

1日契約有り+携帯・スマホで簡単申込み その1 NTTドコモのスキー・スノボ保険

スマホ
NTTドコモのスキー・スノボ保険は「ドコモ ワンタイム保険 スポーツ・レジャー保険」という名称です。

・プランと補償内容
 おてがるプラン、おすすめプラン、しっかりプラン、と分かれていますが、今回の場合に是非対象としておきたい救援者の項目は、しっかりプランのみ対象となります。
 死亡・後遺症に対する補償は、おすすめプランからぐっと手厚くなるなど、一番人気はおすすめプランのようですが、やはり救援者費用等保険金の存在は抑えておきたいところです。

・プラン費用
 1日の金額で、おてがるプラン=300円、おすすめプラン=410円、しっかりプラン=590円です。
 ドコモのケータイ・スマホ契約者限定サービスではありますが、申し込みが非常に簡単なので手軽に済ませたい方にはオススメです。

・その他
 引受保険会社が東京海上日動、事故時の連絡も同様です。保険についてのお問い合わせは、NTTドコモでOKです。

携帯・スマホで簡単申込み、その2 スキー・スノボ保険 au

auのスキー・スノボ保険は「au損保 スキー・スノーボード向け保険」という名称です。

・プランと補償内容
 ブロンズ、シルバー、ゴールドのプランにと分かれていますが、救援者費用はシルバーから、携行品損害についてはゴールドから補償対象となります。
 この他、ゴールドでは入院一時金も貰える他、スキー・スノボとはあまり関係ありませんが、全プランで熱中症への補償もあります。

・プラン費用
 月額と年間の2パターンがあり、ブロンズ、シルバー、ゴールドが、月額は380円、780円、1,390円、年間は4,130円、8,390円、15,290円となっています。
 支払い方法もクレジットカード払い、コンビニエンスストア払い、auかんたん決済と便利な方法が揃っているので、気軽に加入できます。

・その他
 au損保は、au損害保険株式会社です。他社とは違い、受付申し込みも事故時の連絡や補償なども、全て1社で済ませられます。

携帯・スマホで簡単申込み、その3 スキー・スノボ保険 ソフトバンク

ソフトバンクのスキー・スノボ保険は「ソフトバンクかんたん保険 スポーツ・レジャー保険」という名称です。

・プランと補償内容
 月額は、ちょこっと、しっかり、2つのプラン、1日がちょこっと、あんしん、しっかり、の3プランです。
 両方とも救援費がカバーされており、携行品損害がしっかりプラン限定の補償となります。また、入院後手術になった場合の補償が手厚くなる傷害手術保険金の項目が存在します。

・プラン費用
 月額はちょこっと=520 円、しっかり=720 円です。1日がちょこっと=300 円、あんしん=450 円、しっかり=600 円となっています。

・その他
ソフトバンクかんたん保険は、損保ジャパン日本興亜に連絡することになります。また、月額で申し込む場合、ソフトバンクの3G・4G契約を解除すると、保険もその月締めで解約となる点に注意が必要です。

クレジットカードがあれば簡単申込み、その1 スキー・スノボ保険 三井住友カード

クレジットカード
三井住友カードのスキー・スノボ保険は「ポケット保険 スキー・スノーボードコース」という名称です。

・プランと補償内容
 プランはSサイズ、Mサイズ、Lサイズと3つに分かれています。個人賠償責任の補償額が1億で手厚く、また個人、夫婦、家族での申込みによって金額も変わります。
 Lサイズともなると、救援者費用が500万円まで補償になるので、ご家族や夫婦で加入するのに良いでしょう。

・プラン費用
 月額はSサイズの本人=550円、夫婦=890円、家族=1,610円、
    Mサイズの本人=1,040円、夫婦=1,810円、家族=3,450円、
    Lサイズの本人=1,530円、夫婦=2,740円、家族=5,300円です。

・その他
取扱代理店は株式会社エスシー・カードビジネス、保険引受は三井住友海上火災保険株式会社です。
三井住友カード会員であれば、VPassで簡単にお申し込み頂けます。

クレジットカードがあれば簡単申込み、その2 スキー・スノボ保険 JCB

JCBのスキー・スノボ保険は「JCBトッピング保険 ゴルフプラン」という名称です。

・プランと補償内容
 ゴルフやスキー、スノーボードなど特定のスポーツ中が対象のプランで、名称はゴルフですが、スキーもスノボもしっかりと補償範囲です。
 救援費が入っていませんが、他は一通り揃っています。またゴルフではホールインワン・アルバトロス費用で10万円という、面白い内容が含まれていますので、ゴルフもやっている方にオススメのプランです。

・プラン費用
 月額370円で非常にシンプル、かつコストパフォーマンスが高いです。

・その他
 お申し込みはJCB保険グループ、保険引受は損保ジャパン日本興亜で、契約後の変更などは同社カスタマーセンターとなります。
 会員専用WEBサービス「MyJCB」からいつでも申込可能で、翌日から適用されるので便利です。

クレジットカードがあれば簡単申込み、その3 スキー・スノボ保険 エスポカード

エスポカードのスキー・スノボ保険は「エポラク傷害保険 スキー・スノボコース」という名称です。

・プランと補償内容
 お手軽セット、おすすめセット、充実セットの3つに分かれていますが、携行品損害、救援費は全てのプランに入っています。補償金額携行品損害以外は、倍、倍と増える設定です。
 また本人、夫婦、家族、とわかれているので、目的にピッタリのプランを選びやすいと言えるでしょう。

・プラン費用
 月額で、お手軽セットは、本人=430円、夫婦=660円、家族=1,150円、
      おすすめセットは、本人=690円、夫婦=1,140円、家族=2,100円、
      充実セットは、本人=1,070円、夫婦=1,860円、家族=3,520円です。

・その他
 引受保険会社は三井住友海上火災保険株式会社です。全てのプランで今回取り上げている補償が含まれているので、安心して利用できるのではないでしょうか。

まとめ

基本的に保険というのは役立てる機会がないほうが安全で過ごせるということですから使わなくて済むのに越したことは有りません。ですから、保険にお金をかけ過ぎるのは勿体無いと考える人もいるでしょう。しかしながら、自分が他人へ損害を与えてしまう可能性も少なからずあります。
自分のためにも、周囲の人のためにも、安全で楽しくレジャーを楽しむには保険で備えておくと安心です。スキーやスノボに出かける際は、自身の保険加入状況や、補償内容をチェックして、今回のオススメ保険を参考にしてみましょう。

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