毎年スキーシーズンに入ると、車で最寄りのスキー場へ日帰りで行くという人もいるのではないでしょうか。
慣れている人が同行するなら助かるのですが、誰も雪道の経験がなかったり、自分だけの運転だったりした場合に、覚えておきたい事をまとめています。
また運転中の一番の悩みである居眠り対策についても触れています。
目的地へ安全に辿り着くために、また無事帰ってこられるように、しっかり把握しておきましょう。
雪道は路面状況の変化が多く、注意が必要
距離について
車で行く日帰りのスキー場範囲は、片道3時間に抑えておいたほうが良いでしょう。仮に一人で運転するなら、これでも結構疲れます。一般道や高速だけならともかく、雪道も通ることになります。特にスキー場への最後の道のりは、高速道路ほどには整備されていない一般道も多く、そこに道路状況の変化が加わります。
装備面について
まずスタッドレスタイヤは基本と考えて下さい。ノーマルタイヤでスキー場へ向かうと、間違いなく多大な苦労をしますし、他の車に迷惑がかかる可能性が高いです。またチェーンとジャッキの用意もしておきましょう。必ずしも装着する必要はないのですが、全ては路面状況次第です。スキー場に近づいてくるとチェーン脱着場が現れるので、必要度に合わせてしっかり装着して、目的地までの道のりを運転しましょう。
運転自体でも注意点があり
路面状況の変化について、トンネルを出た直後や橋は特に気を配る必要があります。凍結している事も多々あるので、周りのスピードに囚われ過ぎず、自分にとって確実な速度を知っておきましょう。後ろが詰まるようならどんどん先へ行ってもらいましょう。安全第一が最優先です。
この他、濡れているだけの路面と、ブラックアイスバーンと呼ばれる凍結状態の路面は、見分けることが困難な場合も多いです。
常に車から伝わってくるコンディションを把握して、急なハンドリングをしない運転を心掛けましょう。
運転中の居眠りを防止するには
運転する方であれば、眠気を感じてしまう瞬間があるのではないでしょうか。眠気対策について確認しておきましょう。
窓を開ける
まずは換気が効果的です。特にスキー場へ向かっているなら、外は相当寒いです。シャキっと気分が切り替わるのではないでしょうか。
口の中に何か入れる
この場合ガムが多いと思いますが、とにかく口に食べ物を入れて動かすと効果的です。またコーヒーや紅茶は定番ですが、カフェイン摂取でも眠気対策になります。
音楽をかける、歌う
音楽は、集中力を上手くコントロールするのに最適です。
この他にも、前日は睡眠を十分に取るなどの対策が考えられます。
どうしても眠い場合は無理をしない
色々試したけど眠気が消えなかったら、限界状態となる前に休憩しましょう。
サービスエリアなどに入って昼寝程度、30分の仮眠を取るだけでもかなり眠気が覚めます。また体を動かすことでも眠気は覚めます。適度に休憩を挟みながらコンディションと向き合いつつ運転するようにしましょう。
またスキーからの帰りでよくあるのが、温泉後の眠気です。遊び疲れた身体と温まった身体は眠気に勝つことは難しいです。我慢せずに仮眠をしましょう。
眠くなりやすいのは、行きよりも帰りでしょう。もし帰りに一つ施設へ立ち寄るように計画しておくと、楽しみが続くことで眠気も抑えられるのではないでしょうか。
スキーバスツアーなら長距離でも、運転に関するストレスフリー
スキーバスツアーなら運転の心配はなくなるので、実に気楽な道のりとなります。自分の運転であれば、スピードを上げて早く到着するといったメリットがあります。バスは一定の速度で運行されますから、ある程度の時間は要します。
その間は寝ることも出来るし、友人と時間を潰したりスマホでゲームしたりできます。車窓を眺めながら音楽を聴くのも良いでしょう。
また途中の休憩では、サービスエリアなどで食事や特産品を購入したりと、何かと楽しめる要素があります。
まとめ
スキー場への運転は特に、同乗者のアシストが効果的です。
はやる気持ちを抑えるのは同乗者の空気感が効果的ですし、話しが途切れないように気を使ったり、休憩したいと言えばドライバーの休憩にも繋がります。
とにかく無事に辿り着くことが目的で、帰りも同様です。ドライバーと同乗者、一緒に楽しく安全第一でスキー場へ向かいましょう。