たんばらスキーパーク◆初・中向きコースが多く、雪質も抜群

特派員現地レポート

たんばらスキーパークは都心からも2時間半程度というアクセスのいいロケーションが人気のスキー場。全体的になだらかな斜面が多く占めているので、ビギナーやゲレンデデビューをしようという人にぴったりのゲレンデです。また、スキー場事業に実績のある東急リゾートサービスが運営しているので、ゲレンデの設備やセンターの機能、レストランの内容などもとても充実。初めてのスキーや女子グループでのスキーにおすすめです。

首都圏至近でありながらサラサラのパウダーが楽しめる

群馬県のたんばらスキーパークは首都圏至近のスキー場のひとつ。そんなことから、オリオンツアーの「たんばらスキーパークプラン」は朝発日帰り。それでもゲレンデ滞在時間は最大6時間ほどもあるのでたっぷり楽しめます。
朝、都心を出発し、午前10時半には現地に到着。駐車場は広大なスペースですが、バスはスキー場のベースとなるリゾートセンター前に横付けされるので、歩く距離が少なくて楽々。リゾートセンターの中は近代的でオシャレな雰囲気、かついろいろな機能がよく整理されていて、更衣室もトイレも清潔。ウエアに着替え、用具の準備をしてゲレンデに出るまでの流れがとてもスムーズです。

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朝都心を出発し、午前10時半には現地に到着
チケット売り場はリゾートセンターの入り口に。ここでリフト券をゲット
レンタルショップはリゾートセンター横に別棟になっている。レンタル用具は整備の行き届いた高品質なものがそろっている
リゾートセンター内の更衣室は清潔感があって広々

なだらかなイージーバーンが多く、初・中級者にうれしいゲレンデ構成

リゾートセンターをゲレンデ側に出ると、3人乗りの第1・Aリフトと2人乗りのBリフト(どちらも696m)の乗り場がすぐ。リフトに並行して初級者向きのファミリーコースが開かれています。ここは最大斜度10度、平均斜度が5度という、スキーやスノボが初めての人も安心して練習ができる超なだらかな斜面。また、リゾートセンターのすぐ横にはキッズパークがあり、子どもが安全に雪遊びできるよう、ゲレンデから完全に独立したエリアになっています。

リゾートセンターのゲレンデ側。この日はあいにく悪天候で、ゲレンデは常にガスがかかっていた
たんばらスキーパークでの滑走のスタートはこの第1リフトから
リゾートセンター横にはキッズのための「たんばランド」が設置されている

第1リフトを上がると、そこから上がたんばらスキーパークのメインエリア

第1A・Bリフトを降りると、そこは広い平地。左手にレストハウスやパトロールセンターが設置され、このスペースから上がたんばらスキーパークの事実上のメインエリアといえるでしょう。右手に2人乗り第3リフト(620m)、正面に4人乗り第2高速リフト(1,360m)、その左側には2人乗り第5リフト(607m)が放射状に延び、初級者向きのイージーコースから上級者向きの高難度のバーンまで、技術レベルに応じたさまざまなコースバリエーションが選べます。
初級者でも、ある程度ターンがスムーズにできるようになった人は、第3リフトでアクセスするチャレンジコース(最大斜度16度、平均10度)やマルチユースコース(最大斜度8度、平均7度)がおすすすめ。なだらかすぎるファミリーコースよりもちょっと刺激的で、少しずつスピードアップしながら滑っていくと、スキーやスノボがどんどん楽しくなっていきますよ。

第1リフトを降りると、正面にはこのスキー場のメインバーンともいえる広々としたセンターコースが延びている
第3リフトの降り場はウッディコースの途中。ここからはチャレンジコースとマルチユースコースにアクセス
第3リフトの周辺はなだらかで初級者向き
随所にコースガイドがあるので迷う心配はなし

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ゲレンデトップからは中・上級者も楽しめる多彩なコースがいろいろ

たんばらスキーパークは比較的高地に開発されたスキー場。ゲレンデトップが1,550m、リゾートセンターのあるベースも1,250mという標高。そのため雪質がよく、条件がよければ5月の連休まで滑ることができるなど長いシーズンを楽しめます。

そのゲレンデトップには、レストハウス正面から延びていく第2高速リフトでアクセス。リフトを降りて右方向に向かうと、初・中級向きのウッディコース(最大斜度15度、平均7度)と中級向きのフォレスターコース(最大斜度18度、平均10度)が選べます。ウッディコースは幅広い見通しのいいコースで、約2.5kmの連続滑走が可能。フォレスターコースには途中キッカーやボックス、ウェーブなどのフリーライドパークも用意されています。
第2高速リフトを降りて左方向に向かうと、最大斜度22度のセンターコース(平均10度)やレイクウッドコース(平均13度)、また最大斜度25度のトライアルコース(平均15度)など、やや難度の高い中・上級向きのコースが選べます。特にトライアルコースは、自然のコブや状況に応じて圧雪なしのパウダーも楽しむことができるという、上級者にとってチャレンジしがいのあるコースです。

第2高速リフトは1,363mとかなりロング。左側のセンターコースは最大斜度22度、滑走距離は1,450mと、快適なロングクルージングが楽しめる
第2高速リフト降り場は標高1,550m。ハイシーズンの雪質は抜群
リフトを挟んで左右にさまざまなコースが開かれている
たんばらスキーパークで最も長距離を滑れるのがウッディコース。最長滑走距離はゲレンデベースまで2,550mで、しかも平均斜度が7度とイージーなため、初期勇者でもロング滑走が楽しめる
第2高速リフトを降りて左方向に進むと、斜面の難度が高くなる。レイクウッドコースは最長滑走距離900m、最大斜度22度。晴れていれば眼下にたんばら湖を望むことができる

レストランは豊富なメニューバリエーション。リゾートセンターの各施設も上質

たんばらスキーパークのメインレストランは、第1A・Bリフトを降りて左手のレストハウスにある「ウッドランドカフェ」。ゲレンデ内にあるので、利用するのがとても便利。ラーメンやカレー、丼物といった定番に加え、ミラノ風カツレツやローストビーフサンドなど、多彩なメニューが用意されています。

ゲレンデベースのリゾートセンター内にも「レストランON&OFF」があり、ファミリーコースや「たんばランド」で遊ぶファミリーにおすすめ。もちろんお子様メニューも充実しています。

また、リゾートセンターにはBURTONやpatagoniaを正規に取り扱うスーベニアショップや広いスペースのキッズコーナーがあり、上質なパウダールームはまるでホテルの施設のよう。のんびりくつろげるリラックスラウンジも用意されています。

たんばらスキーパークの食事のメイン施設がここ。第1リフトを降りた地点にある
グラスエリアが広く、そのため広々とした内部はとても明るい
人気メニューの「上州麦豚ミラノ風カツレツ」を注文。パルミジャーノのチーズの香りがイタリアン。ボリュームもたっぷり
ラーメンもシコシコしたコシがあってグッド。「味噌ラーメン」のスープはコクがあって深い味。フライドポテトは別途注文
「レストランON&OFF」は、リゾートセンター内の施設。ファミリー向けのメニューが充実
リゾートセンターには広々としたキッズスペースが用意され、小さな子ども連れのファミリーにはうれしい
リゾートセンターエントランス付近にはスイーツ/軽食コーナーも。帰りのバスを待つ時間にちょっとまったりできる
「これは便利!」と感じたのは、高圧空気でスキーやスノボ、ブーツについた雪を吹き飛ばせるシステム。ゴルフ場ではよく見かけるけれど、雪を払うにはとても重宝する

朝発日帰りでパウダーが楽しめる。長いシーズンも魅力!

たんばらスキーパークは首都圏からのアクセスが良好の、初・中級者やファミリー向けスキー場。リゾートセンターがあり、設備も充実しているので、初めての人でも安心してスキーが楽しめます。さらにシーズン中はサラサラのパウダースノーを味わうことができ、快適な滑走に加えて、上達を目指すにも絶好の環境です。またシーズンは12月上旬~4月上旬と、長い期間楽しめるので、長くスキーを楽しみたい人は要チェックです。

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初・中級者向きのコースが8割を占める、ビギナーやファミリーに優しいスキー場

オリオンツアー「たんばらスキーパーク」プラン
https://www.orion-ski.jp/area/tambara_area/tanbara/

たんばらスキーパーク 公式HP
https://www.tambara.co.jp/skipark/

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