スキーで長野県に行ったら食べたい!名物ご当地グルメ9選

信州そば

グルメ

長野県にはたくさんのスキー場があり、独自の名物グルメもたくさんあります。ガッツリ食事に向いているグルメからサクッと食べられる軽食まで様々です。長野県にはそばのように全国に知られているものもありますが、地域独特でそこでしか食べられないグルメもあるのでスキー・スノボで思いきり遊んだ後に是非試してみてください。

戸隠そば

戸隠そば

戸隠そばは長野県戸隠のそばでいくつかの条件をクリアしないと名乗ることができないという伝統的なそばです。
・挽きぐるみのそば粉を使うこと
・ぼっち盛りとよばれる方法で提供すること
・戸隠大根を薬味に使用すること
・添え物の天ぷらは地元の山菜であること
などいくつもの決まりがあります。

歴史は古く平安時代にまでさかのぼり、その後来賓などをおもてなしするための料理となりました。明治以降もそば職人の技術は受け継がれ現在に至ります。

長野市や特に戸隠にはそばやが数店舗あり、から拭き屋根など風情のあるたたずまいのお店も存在します。また、スキー場で食べることができるところもあります。例えば戸隠スキー場のシャルマン戸隠では、本格派の手打ち戸隠そばを食べることができます。

信州そば

信州そば

長野県のそばは香りが高く信州そばとして全国的に親しまれています。基本的に40%以上そば粉が含まれていなければ信州そばを名乗ることはできないのですが、打ち方やつなぎは地域によって異なります。

長野県は夏場でも平均気温が25度と涼しく、昼と夜の寒暖差が大きい地域であるためそばの栽培に適しています。縄文時代から穀物として食べられていましたが、武士の時代では団子やそばがきといった方法で食べていました。それを今の形のそばとして広めたのが信州であるためそばの歴史が深い地域なのです。

長野県にはたくさんのスキー場がありますが、たいていのスキー場の近くに美味しいと言われているそば店があります。例えば、人気ゲレンデの白馬八方尾根スキー場の近くには10店舗以上ものそば店があるので、好みによって選ぶことができます。

ローメン


ローメン
出典:ローメン – 信州伊那谷観光情報

長野県伊那市の名物グルメといったらローメンです。肉類と野菜を炒めて、蒸した中華麺を加えたものでスープなしの焼きそば風と、スープありのラーメン風の2種類があります。基本的に薄味なのでどの店にも醤油やニンニク、ソースなどの調味料がテーブルに置かれていて自分で好みの味にして食べます。

スープ風のローメンが食べたければ、ローメン発祥の地「萬里」があります。たっぷりの野菜がのっているので栄養価も高いです。焼きそば風のローメンなら「うしお」が代表格です。マトンとソースと麺の組み合わせが素晴らしく地元の人にも愛されています。うしおには王道と邪道という2つの食べ方があり、王道はそのまま食べるのですが、邪道はそこにカレー粉やマヨネーズなどさらにお好みの調味料を加えます。

安養寺ら~めん


安養寺ら~めん
出典:安養寺ら~めんとは | 信州佐久 安養寺ら~めん 公式サイト

安養寺味噌が作られている佐久市は信州味噌の発祥地です。その安養寺味噌を生かしてご当地グルメとして考えられたのが安養寺ら~めんです。

お店によって豚、鶏、野菜などベースが違った安養寺味噌仕立てとなっています。トッピングも味噌に漬け込んだチャーシューや卵などから味噌味のそぼろなどさまざまです。安養寺ら~めん公式サイトに提供している店舗の地図や詳しい説明があるのでお好みのお店を探してください。

山賊焼き

山賊焼き

鶏の胸肉やももをたっぷりのニンニクダレにつけ込んで、そのままからっと揚げたものが山賊焼きです。1枚を豪快に揚げるので肉汁は中に全て閉じ込められとてもジューシーです。ガッツリ食べられる食事なのでスキー・スノボで運動した後に向いています。

Mt.乗鞍スキー場の「レストランやまぼうし」と「三本滝レストラン」では山賊焼きを挟んだ山賊バーガーが食べられます。普通サイズの山賊バーガーと巨大サイズの親分バーガーがあり、お腹を十分に満たしてくれるだけでなく写真に撮りたくなる名物グルメです。

おやき

おやき

おやきは縄文時代から伝わる長野県の人気ご当地グルメです。雪深いため米があまり採れず、代わりに小麦を食していた地域で根付いた食文化で、野沢菜やあんこ、山菜などを中に入れて焼いたり蒸したりしたものです。現在ではさまざまなバリーションがあり、家庭料理の1つにもなっています。

おやつとしてサクッと食べられるので、高速道路のインターや駅の売店などで購入することもでき、お土産としても喜ばれます。スキー場でも販売しているところがあるので、小腹が空いたときに気軽に食べられます。

馬刺し

馬刺し

馬刺しは醤油に薬味としてニンニクやおろし生姜を入れて食べます。臭みなどの癖がなくとろっとしていて一度食べたらやみつきになります。豚や鶏といった他の肉類と比べて高タンパク、低カロリーで更にカルシウムや鉄分が多く含まれている名物グルメなので、女性にもおすすめです。東京でもロースやももなら食べらるところもありますが、長野県ではたてがみを提供しているお店もあり、コリコリした独特の食感ととろけてしまう口当たりを楽しめます。

馬刺しはもともとは長野県の伊那、駒ヶ根地域で食べられていたのですが、現在では長野県全般で食べることができます。

ソースカツ丼

ソースカツ丼

カツ丼というとカツを煮込んで卵でとじたものをイメージしますが、長野県のソースカツ丼はソースで味付けしたものです。ご飯との間にたっぷりの千切りキャベツがあるので油っぽくなくあっさりといただけます。

駒ヶ根にある喫茶ガロでは、地元の駒ヶ根産の食材にこだわったソースカツ丼が人気で、県外からも多くの人が訪れます。

信州サーモン

信州サーモン

信州サーモンはニジマスとブラウントラウトを掛け合わせた信州独自のブランド魚です。ルビー色がとても綺麗で食欲をそそり、ニジマスよりも繊細で豊かな味わいです。卵をもたないので産卵時のエネルギーを失わずそれが美味しさとなっています。

安曇野ICからすぐそばのHAKUBAVALLEY鹿島槍スキー場ではアボガドが添えられ1切れのサイズが大きくボリュームのある信州サーモン丼が食べられます。

まとめ

写真を撮りたくなる風情のある店舗で食べられるグルメや、直ぐにゲレンデ内のレストランで食べられるグルメもあるので、長野県まで遠出したのなら是非食べてみてください。お土産としても喜ばれるものもあるため、長野県のスキー場をさらに楽しめる要因の一つとなるでしょう。

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