ゲレンデに出てスキーやスノーボードを装着し、「さあ滑るぞ」というときにまず必要となるのがリフト券。そこで気になってくるのがリフト券の価格。リフト料金はスキー場によって異なり、1日券や半日券などの種類、また子どもや大人、シニアなど年齢によっても料金設定はマチマチです。
リフト代の価格相場も時代とともに高くなってきているため、割引などを利用しながらなるべく安価に求めたいもの。本記事では、できるだけおトクにリフト券をゲットする方法について解説していきましょう。
リフト券価格相場の基本知識
リフト券にはさまざまな種類がありますが、最もポピュラーなのが1日券。これを購入しておけば、スキー場の1日の営業時間内でリフトが乗り放題となります。そのほかにも2日券や3日券など複数の日程でリフト乗り放題が利用できるものや、午前券・午後券など利用が半日で区切られているもの、4時間券や5時間券など指定の時間内だけリフトの利用が可能といった類のものも見られます。
それらリフト券の種類による料金もいろいろですが、基準となるのはやはり1日券。もちろんスキー場によって価格は異なるものの、1日券の料金は長い間4,500円から5,500円あたりが相場となっていて、それほど大きな変動はありませんでした。
しかし昨シーズン、そして今シーズンと値上がりが続いています。理由としては、まず円安による原油価格の高騰、リフトを動かすための電気料金の値上がりがあります。また、場内施設における光熱費や、圧雪車の燃料代なども上がっており、スキー場を運営していく上で、リフト料金の値上げは仕方のないご時世になっているのかもしれません。
シーズンの時期によるリフト券価格の変動
日本のスキー場の営業期間はエリアによっても異なりますが、平均的に12月半ばから3月下旬、もしくは4月初旬くらいまで。リフト料金は、その営業期間内の時期によって変動することがよくあります。
スキー場によってその時期の設定はまちまちですが、多くのスキー場で行われているのがシーズンインと春季の割引。12月半ばくらいまでのシーズンインの時期は降雪が少なく、ゲレンデの積雪も安定していない状況です。そんな時期に少しでもお客さんを呼び込むためには、リフト料金を下げる必要が出てきます。
また、春スキーの期間(3月下旬から4月にかけて、またゴールデンウィークなど)もハイシーズンより来客数が減るため、通常料金よりも安く設定されることがあります。各スキー場のHPをチェックして、そんな割引期間に出かける計画を立ててみてはいかがでしょうか?
逆に年末年始や土日祝日など、スキー場の繁忙期間はリフト料金が割高になっていることがあるので、こちらも注意が必要です。
大人、シニア、小学生のリフト券料金の違い
電車やバスなど公共交通機関の料金設定は、大人料金と子ども料金(小学生以下)の2本立て。リフト代も同様に、ほぼすべてのスキー場で子ども料金が設定されています。それに加え、社会が高齢化しているからなのかどうか、近年は高齢者のためのシニア割引が利くスキー場がかなり増えてきました。
シニアと認める年齢設定はいろいろですが、平均的に60歳以上としているスキー場が多いようです。なかには70歳以上をグランドシニアとしてシニアの中でさらに区分し、割引率をより大きくしているスキー場も出てきました。もちろん、シニアの場合は購入時に免許証など年齢を証明するものの提示が必要です。
子ども料金については、通常小学生に適用され、未就学児は保護者同伴で無料とされるケースがよくみられます。子ども料金やシニア料金の設定は、その裏の戦略として、スキー場側にはファミリー層を取り込みたいという思惑があるのでしょう。子どもにスキーやスノーボードを体験させることで、将来にわたって長くスキーやスノボ業界のお客さんになってくれることが期待できるからです。
リフト券のお得な購入方法
リフト券は、普通はスキー場のチケット売り場の窓口で購入します。そしてこの場合は、通常の料金を支払うことに。しかし、近年は販売窓口が多岐にわたるようになり、ネットやコンビニなどで購入できるシステムが増えてきました。しかも、ネットやコンビニでの購入は、スキー場のチケット売り場で購入するより安価になっていることが多くあります。
また、ツアーなどで宿泊とリフト券がセットになっていたり、食事券付きのリフト券が販売されていたりと、お得に購入する方法はいろいろあるものです。
前売り券やクーポンを利用した割引購入
近年、多くのスキー場が早割チケットのシステムを導入しています。これはシーズン開始前にリフト券を購入することで、多少の割引が得られるシステムです。スキー場としても早めにリフト券を購入してもらうことで、安定的に来客が見込めるというわけです。
購入方法はスマホやPCを利用し、ネットを経由して電子チケットを購入するスタイルです。10月から12月半ば頃までの間の購入は比較的割引率が大きく、シーズン中でもWebを利用した事前購入で、通常価格より安価にリフト券をゲットすることができます。支払いはクレジットカードやQRコード決済などが用いられます。
また、旅行会社やスキー情報サイトのHPでは、しばしばリフトのクーポン券が掲載されています。これらを印刷して購入窓口に提示する、もしくはスマホなどでWeb画面を提示すると、簡単に割引が受けられます。割引率はいろいろあり、なかには20%も安くなるようなケースも。出かけるスキー場の情報をよく調べ、クーポンが設定されていたならば迷わず利用すべきでしょう。
団体やファミリー向けの特別料金
大勢の仲間とお出かけするのであれば、そのスキー場のリフト料金に団体割引があるかどうかをチェックしてみることをおすすめします。団体の場合、おおむね15%から20%程度の割引が受けられます。
団体と認定される人数についてはスキー場によって異なりますが、基本的に15名とか20名以上であれば団体料金が適用されるケースが多く、事前の確認はマストです。
また、近年のスキー場はファミリー層の囲い込みにとても熱心。そのため、大人券と子ども券をセットにして割引料金を設定しているところも多くあります。別々に購入するより絶対お得なので、ファミリーでお出かけの際はしっかりチェックしておきましょう。
イベントやキャンペーンで得する購入方法
毎冬、東京ビッグサイトをはじめとする大きな会場で、スキーやスノボ用品、ウェアなどを格安販売するイベントが行われています。その会場では、協賛スキー場がリフト券の割引販売を行っていることもあるので、そんな情報はしっかり探っておきましょう。
また、Webサイトでリフト券が当たるキャンペーン情報などが発信されていることもあります。たとえば、スタンプラリーやフォトコンテストへの応募、あるいはメッセージの送付などによるイベント参加で、それにより抽選の権利が得られたりします。この場合、リフト券がゲットできるかどうかは運次第ですが、やってみても決して損はありません。
リフト券がセットになった宿泊パックやツアー
宿泊をして数日滑ろうというのなら、やっぱり旅行会社のツアーパックを利用するのがオトクです。自分で宿泊施設に直接予約を入れるよりも宿泊料金は確実に安価になるはずで、なおかつリフト券が付いているような宿泊プランもいろいろ用意されています。
宿泊ツアーとリフト券がセットになったプランのメリット
宿泊にリフト券が付属しているプランのメリットは、通常よりもリフト料金が安く設定されているということ。ツアー会社や宿泊施設がリフト会社と提携していることにより、こうした料金設定が可能になっています。
また、スキー場そのものが運営している宿泊施設の場合、宿泊客へのサービスの一環としてリフト券の割引販売を実施していることも。この場合はホテルのフロントでリフト券を購入することになるので、そんなサービスがあるのかどうかはしっかりチェックしておきたいものです。
予約方法や注意点
スキーやスノボのツアーパックは、いまやWebでの予約が一般的になりました。旅行会社のWebサイトにはさまざまな情報が網羅されているので、リフト券付きのプランで検索してみるといいでしょう。1泊につき1日券、あるいは「半日券+1日券」や2日券付きのブランなどが選べることもあります。
その際、お目当てのスキー場のリフト料金については、事前に把握しておくことが必要です。単に、宿泊料金に正規のリフト料金がオンされているだけでは、リフト券付きツアーパックのうまみがありません。事前にリフト料金を把握した上でツアーパック料金を見ていけば、割引されているのかそうでないかの見当がついてくるはずです。
地域別リフト券相場
日本にはスキー場が全国に点在し、関西や中国地方はもとより、四国や南国の九州にだってスキー場はあるのです。スキー場の数という点でいえば、日本は世界一のスキー場大国!
とはいえ、積雪が安定していてシーズンの長いビッグスキー場となると、やはり岐阜県や長野県など中部地方からそれ以北になってきます。そして、そんなビッグスキー場は、小規模なローカルスキー場よりもリフト料金の相場が高めになっていることがほとんどです。
ただし、大型のスキー場はリフトやロープウェイの機動力が充実し、1日に滑ることのできる滑走量は、ローカルスキー場で滑るそれとは比較になりません。リフト代が割高になっているとはいえ、滑走距離当たりのコスト計算をしてみると、意外にオトクなのかもしれませんね。各地域における主なスキー場のリフト券相場を見ていきましょう。
北海道のリフト券相場とオススメスキー場
ウインタースポーツのメッカといえば、やっぱり北海道。市町村自治体が住民のための厚生施設として運営するようなスキー場まで含めれば、100カ所前後のスキー場が北海道には存在しています。その中の代表格といえば、やっぱりニセコスキー場でしょう。
ニセコスキー場は札幌の西、渡島(おしま)半島の付け根あたりに位置し、ニセコアンヌプリという山の斜面に広がります。4つのスキー場があり、ニセコ全山を総称して現在はニセコユナイテッドと呼ばれています。
近年になって、ニセコの魅力に欧米人が着目。とりわけ夏と冬の季節が逆になっている南半球のオーストラリアから多くのスキーヤーやスノーボーダーが訪れるようになり、コロナ禍以前からインバウンドで賑わっていました。
コロナが終息した現在、ニセコのインバウンド需要はすっかり回復し、訪れる人も大部分が外国人(一説には9割以上とも)に。そのせいなのかどうか、ニセコではリフト券も食事代も宿泊費も高騰しています。その余波は周辺スキー場にも及び、北海道のスキー場のリフト券相場は本州の各スキー場と比較するとちょっと特殊な状況になってしまっているようです。まずは北海道の各スキー場のリフト料金について見ていきましょう。
<ニセコ東急グラン・ヒラフ>
リフト1日券:大人7,800円/小学生4,700円/シニア6,200円
その他リフト券種別:5時間券、1~7日券ほか
割引情報:初滑り、春季割引、オンライン購入割引あり
https://www.grand-hirafu.jp/winter/gelande/lift.html
<ニセコアンヌプリ国際スキー場>
リフト1日券:大人6,700円/小学生4,400円/シニア5,100円
その他リフト券種別:5、8時間券、1~8日券ほか
割引情報:初滑り、春季割引、オンライン購入割引あり
https://annupuri.info/winter/lift/
<ニセコビレッジスキーリゾート>
リフト1日券:大人7,800円/小学生4,700円/シニア5,800円
その他リフト券種別:半日券、1~3日券ほか
割引情報:初滑り、春季割引、オンライン購入割引あり
https://www.niseko-village.com/ja/white/lift-passes/
<HANAZONOニセコ>
リフト1日券:大人7,800円/小学生4,700円/シニア5,800円
その他リフト券種別:5時間券、ナイター券ほか
割引情報:初滑り、春季割引、オンライン購入割引あり
https://hanazononiseko.com/ja/winter/resort/lift-tickets
<ニセコ全山共通リフト券>
リフト1日券:大人9,300円/小学生5,700円/シニア7,600円
その他リフト券種別:1~14日券ほか
割引情報:オンライン購入割引あり
https://www.niseko.ne.jp/ja/lift/
<キロロリゾート>
リフト1日券:大人7,400円/小学生4,000円/シニア6,500円
その他リフト券種別:4、6時間券、1~7日券ほか
割引情報:初滑り、春季割引、オンライン購入割引あり
https://www.kiroro.co.jp/ja/lift_price/
<ルスツリゾート>
リフト1日券:大人11,500円/小学生5,700円/シニア8,600円
その他リフト券種別:5時間券、1~5日券ほか
割引情報:初滑り、春季割引、オンライン購入割引あり
https://rusutsu.com/winter-lift-tickets/
<富良野スキー場>
リフト1日券:大人7,000円/小学生無料/シニア6,400円
その他リフト券種別:3、5時間券、ナイター券ほか
割引情報:初滑り、春季割引、オンライン購入割引あり
https://www.princehotels.co.jp/ski/furano/winter/lift/
<サッポロテイネスキー場>
リフト1日券:大人円6,900/小学生3,900円/シニア5,700円
その他リフト券種別:4、6時間券、ナイター券ほか
割引情報:初滑り、春季割引、オンライン購入割引あり
https://sapporo-teine.com/snow/lift-time
<札幌国際スキー場>
リフト1日券:大人5,000円/小学生1,800円/シニア4,000円
割引情報:グランドシニア料金などあり。初滑り、春季割引、Web販売割引あり
https://www.sapporo-kokusai.jp/price/
上記スキー場のリフト1日券(大人)の平均価格を算出してみたところ、7,720円となりました。少し前まで5,000円前後だったことを思えば、北海道のリフト料金相場はこのところかなり高額になってきています。
新潟県のリフト券相場とオススメスキー場
豪雪地帯の新潟県は、古くから日本のスキー文化を育んできた地域。オーストリアのレルヒ少佐によって近代スキーが伝えられ、日本スキー発祥の地となったのも新潟県(当時は高田、現上越市)でした。その新潟県で、おすすめのスキー場を数カ所絞り込み、それぞれのリフト料金相場をチェックしてみました。
<石打丸山スキー場>
リフト1日券:大人6,500円/小学生3,600円/シニア5,600円
その他リフト券種別:1日券は8.5時間利用(ナイターも可)ほか
割引情報:事前Web割引、初春割等あり
https://ishiuchi.or.jp/ticket-hour/
<舞子スノーリゾート>
リフト1日券:大人6,200円/小学生3,300円/シニア5,700円
その他リフト券種別:1~7日券、ナイター券ほか
割引情報:オンライン購入割引あり
https://www.maiko-resort.com/winter/lift.html
<湯沢中里スノーリゾート>
リフト1日券:大人5,500円/小学生2,200円/シニア4,500円
その他リフト券種別:5時間券等
割引情報:オンライン購入割引あり
https://www.yuzawa-nakazato.com/winter/fee/
<上越国際スキー場>
リフト1日券:大人5,500円/小学生3,500円/シニア4,300円
その他リフト券種別:1~3日券、ナイター券ほか
割引情報:オンライン購入割引あり
https://jkokusai.co.jp/ski/lift/
<苗場スキー場>
リフト1日券:大人6,800円/小学生無料/シニア未設定
その他リフト券種別:2時間券、5時間券、午後&ナイター券ほか
割引情報:Web購入割引あり
https://www.princehotels.co.jp/ski/naeba/winter/lift/
<神立スノーリゾート>
リフト1日券:大人5,700円/小学生3,700円/シニア未設定
その他リフト券種別:午後&ナイター券、日中4時間券ほか
割引情報:Web購入割引あり
https://www.kandatsu.com/price/
<ガーラ湯沢スキー場>
リフト1日券:大人6,500円/小学生3,000円/シニア未設定
その他リフト券種別:1~2日券、半日券等
割引情報:春季割引、Web購入割引あり
https://gala.co.jp/winter/charges/
上記スキー場のリフト1日券(大人)の平均価格は6,100円。昨シーズンより値上がりしてはいるものの、それでも北海道のリフト料金と比べれば1,600円ほど安価になっています。
長野県のリフト券相場とオススメスキー場
長野県もまた、日本有数のスキー王国のひとつ。特に志賀高原エリアは標高が高い内陸に位置し、雪質のよさは北海道すら凌駕するほど。スキー場の規模およびリフトやゴンドラの本数は日本一で、全山を滑り切るには数日を要します。
また、長野県内おすすめのスキー場としては、北アルプスの白馬エリアも外せません。その代表格といえば、やはり白馬八方尾根スキー場。1998年の長野オリンピックではダウンヒル競技の会場になっており、足に覚えのあるスキーヤー&スノーボーダーならば、ぜひ一度は滑っておきたいスキー場のひとつです。
それでは長野県のスキー場のリフト料金について見ていきましょう。
<志賀高原スキー場(全山)>
リフト1日券:大人7,500円/小学生3,700円/シニア6,400円
その他リフト券種別:4時間券、1~10日券等
割引情報:初滑り、春季割引、Web購入割引あり
https://shigakogen-ski.or.jp/ticket/
<竜王スキーパーク>
リフト1日券:大人円5,200/小学生円/シニア未設定
その他リフト券種別:半日券、ナイター券等
割引情報:初滑り、春季割引あり
https://ryuoo.com/winter/price_w/
<軽井沢プリンスホテルスキー場>
リフト1日券:大人8,000円/小学生無料/シニア7,500円
その他リフト券種別:4時間券
割引情報:Web購入1,000円割引、シーズンイン、春季割引あり
https://www.princehotels.co.jp/ski/karuizawa/winter/lift/
<菅平高原スノーリゾート>
リフト1日券:大人5,400円/小学生3,100円/シニア4,800円
その他リフト券種別:中学生および70歳以上1日券3,800円、3歳以下無料ほか
割引情報:Web購入割引あり
https://sugadaira-snowresort.com/lift/
<エイブル白馬五竜>
リフト1日券:大人円7,500/小学生3,800円/シニア6,700円
その他リフト券種別:1~3日券、半日券ほか
割引情報:未就学児、80歳以上無料。オンライン購入割引あり
https://www.hakubaescal.com/winter/tickets/
<白馬八方尾根スキー場>
リフト1日券:大人7,200円/小学生3,600円/シニア7,000円
その他リフト券種別:1、2日券、午前・午後券ほか
割引情報:Web購入、Webチャージ購入割引等あり
https://www.happo-one.jp/ticket/
<栂池高原スキー場>
リフト1日券:大人6,400円/小学生3,800円/シニア4,800円
その他リフト券種別:午前・午後券5,100円ほか
割引情報:Web購入割引あり
https://www.tsugaike.gr.jp/snow/price
<シャトレーゼスキーバレー小海・野辺山>
リフト1日券:大人4,800円/小学生3,500円/シニア3,800円
その他リフト券種別:半日券、ショートナイター券ほか
割引情報:平日は300円割引、その他割引各種あり
https://chateraise-skiresort.com/open.html
上記スキー場のリフト1日券(大人)の平均価格は6,500円。新潟県より若干高めになっていますが、それは志賀高原や軽井沢プリンスホテルスキー場、エイブル白馬五竜、白馬八方尾根スキー場のリフト料金の影響によるものです。
関東エリアのリフト券相場とオススメスキー場
群馬や栃木といった関東エリアのスキー場の魅力は、第一に首都圏からのアクセスがよい点。それでいて積雪量が安定し、コースのバリエーションも充実しているスキー場がいろいろあります。
なかでも栃木県の「ハンターマウンテン塩原」や、群馬県尾瀬エリアの「丸沼高原スキー場」は規模も大きくコースバリエーションが豊富。長距離滑走も楽しめるとあって、エキスパートレベルのスキーヤー&スノーボーダーにもおすすめのスキー場です。これらを含め、首都圏から200km圏内で日帰りでも楽しめるスキー場をピックアップしました。これらのスキー場のリフト料金を見ていきましょう。
<ノルン水上スキー場>
リフト1日券:大人5,200円/小学生3,900円/シニア4,500円
その他リフト券種別:早朝券、トワイライト券、ナイター券ほか
割引情報:初滑り、Web購入割引あり
https://www.norn.co.jp/winter/lift/
<たんばらスキーパーク>
リフト1日券:大人円5,200/小学生3,400円/シニア4,400円
その他リフト券種別:4時間券、第1リフト専用券ほか
割引情報:Web前売割引あり
https://www.tambara.co.jp/winter/ticket/
<丸沼高原スキー場>
リフト1日券:大人6,000円/小学生2,200円/シニア5,500円
その他リフト券種別:5時間券等
割引情報:初滑り、春季割引、オンライン購入割引あり
https://www.marunuma.jp/winter/ticket/
<群馬みなかみほうだいぎスキー場>
リフト1日券:大人5,500円/小学生4,000円/シニア5,000円
その他リフト券種別:各種時間券
割引情報:平日は上記料金から300円割引。団体割引、Web購入割引あり
https://hodaigi.jp/lift-price/
<奥利根スノーパーク>
リフト1日券:大人5,500円/小学生無料/シニア4,400円
その他リフト券種別:早朝券、5時間券、ナイター券ほか
割引情報:スペシャルサービスDAY等の割引あり
<マウントジーンズ那須>
リフト1日券:大人3,900円/小学生3,000円/シニア3,400円
割引情報:平日は上記料金から500円割引。食事パック券等Web前売りによる特典あり
https://www.mtjeans.com/winter/ticket/
<ハンターマウンテン塩原>
リフト1日券:大人5,700円/小学生4,700円/シニア5,200円
割引情報:食事パック券等Web前売りによる特典あり
https://www.hunter.co.jp/winter/ticket/
関東圏のスキー場の場合、リフト1日券(大人)の平均価格は5,286円。新潟エリアより約800円、長野エリアとは約1,200円、北海道との差にいたっては約2,400円も安くなっています。もちろん北海道や新潟・長野のスキー場には大きな魅力がありますが、近場でイージーにアクセスでき、しかもリフト券が比較的安価な関東圏のスキー場は、値上げ基調のご時世にあってやはりうれしい存在です。
まとめ
直近の各スキー場のリフト料金相場を確認し、なるべく安くリフト券をゲットする方法について考察、および解説をしてきました。お役に立てたでしょうか?
リフト料金は安いに越したことはありませんが、といってあまりにケチケチし、せっかくスキーやスノーボードで滑る楽しみが削がれてしまっては本末転倒です。まずは、どんなスキー場でどのように楽しむかという目的をはっきりさせ、その上で予算を組み、次に割引情報などをチェックしていきましょう。そのために本記事が参考になればうれしい限りです。