スキースノボの筋肉痛対策方法と温泉のあるスキー場3選

筋肉痛の人

スキー場情報

スキーやスノボは楽しいですが、そのあとの身体のアフターケアも考慮しておくのが大切です。普段動かさないような筋肉も使います。慣れてくるまでは、どうしても負担は少なくありません。あとから筋肉痛にでもなり、動くのもつらくなると続けていきにくくもなります。楽しむためにもアフターケアを含めて検討しておくことが大切です。

スキー・スノボで筋肉痛になりやすいベスト3

スキースノボ 筋肉痛

スキーやスノボのときには、普段使っていない筋肉が筋肉痛になってしまいがちです。それだけ全身を使って滑っているためですが、筋肉が傷つき、その傷ついた箇所修復しているため、炎症を起こした分だけ痛みが出ます。

真っ先に痛みだしやすいのが脚です。滑るためには脚を使うためですが、どうしても太ももの内側は筋肉痛になります。上級者でもそれなりに痛みが出たりしますが、それだけ使っている証拠です。歩いているときにはあまり使わない部分を使っているため、どうしても負担が上がりますが、滑りに慣れてくると余計な力も使わなくなり、筋肉痛にもなりにくくなります。

お尻は太ももやふくらはぎなどとは少し違う理由を持っている部分です。あまり使わないという点では共通していますが、転んでしまったときに衝撃を受けたことも筋肉痛につながります。上半身と下半身がうまく連動できずに筋肉痛になる場合もお尻が痛くなるでしょう。

スノボではおなかや腰周りは、ターンなどで体の使い方がうまくいっていないために筋肉痛になりやすい場所です。体全体で動かさなければいけませんが、動きがばらばらだと、腹筋や腰周りに負担があつまり、筋肉が損傷してしまいます。これも余計な力がかかっているためで、スムーズな動きができるれば、ダメージも発生しにくくなり筋肉痛も少なくなるでしょう。無理に身体をまわしているかぎり、筋肉痛は減りません。

痛みださないような防止策3つ

痛み スキースノボ
筋肉痛を減らすためには、いくつか方法があります。

運動前に体を温める

筋肉痛は筋肉が損傷することで起こります。損傷と言うことは、それだけ力がかかったという状態を意味し、冷えた状態からいきなり力をかければ、筋肉は準備ができておらずより損傷の可能性は高まります。この状態を防ぐためには、ウォーミングアップを欠かさないようにして、滑る前には体を温めてから始めることです。ウォーミングアップをすると、血流が良くなり、体温が上昇してくるのもわかります。それによって全身の筋肉にも血が流れていき、酸素も供給してくれるため、筋肉が温まり負荷に耐えられるようになります。また、筋肉痛だけでなく怪我の可能性も軽減できます。

運動後はクールダウン

スキーやスノボを楽しんだ後のクールダウンも筋肉痛予防に効果があります。運動したあとには、筋肉の中に老廃物が溜まっています。これが筋肉痛に影響してくるため、外部に排出すれば抑止につながります。老廃物は血液の流れに乗って排出されるため、軽い運動をしたりストレッチをしたりすれば、筋肉痛になりにくくなります。熱も持っている間は、アイシングも効果的です。

栄養補給と休養

血流という意味では、食生活面も大事な要素になります。大事なのはたんぱく質をよく摂取しておくことで、筋肉の修復に役立ちます。身体を作るためには睡眠も大切になるため、前日はよく眠り睡眠不足などにならないように心がけましょう。

痛みだしたらケアが大切

筋肉痛 アフター

初期のアイシング

スキーやスノボで筋肉痛を改善するためには、炎症を起こしている状態の筋肉をケアしなければなりません。筋肉痛は筋挫傷のひとつでもあり、初期の状態では熱を発している状態です。熱を取り除いてあげる必要があり、冷やさなければいけません。アイシングの方法には、冷却スプレーなどを使う方法もありますが、氷などをタオルに包んで直接当てる方法でも熱をとることは可能です。

血行の促進

炎症が収まってきたら、次は血行をよくするために温めていきます。血液の循環は、栄養素も運んできてくれますし、老廃物も運び出してくれるため、お風呂などで温めると痛みが引きやすくなります。

軽めの運動

老廃物という点では軽い運動をするのもポイントです。血流を良くするという点では温めるのと共通していますが、筋肉を直接動かすため、さらに効率をあげられます。ただし、過度の運動やマッサージは逆に筋肉を傷める場合もあるため、量は適切に抑えた方が良いでしょう。

休息

確実な方法は、傷ついた筋肉を休ませる方法です。熱がなければ温泉に入って休ませるのもひとつですが、回復しやすいように単純に体を休ませることも早期回復につながります。ゆっくりと無理をしないで過ごすのは有効ですが、あまりに痛みがひどい場合や首などにも出てきているときには、専門医の診断を受けるのも大切です。

温泉が近くにあるスキー場3選

温泉 スキースノボ
スキーやスノボのあとに温泉に入るのもゆったりした時間を過ごしながら筋肉痛ケアができる方法です。日本各地にさまざまなスキー場がありますが、筋肉痛になりやすいとしたら、こうしたスキー場を選んでみるのも予防としていいでしょう。

ノルン水上スキー場

ノルン水上
群馬県でもっとも首都圏に近いとされているのが、ノルン水上スキー場です。わずか数キロの範囲に温泉が複数あり、バスで移動もできます。無料のシャトルバスを使って移動もできる温泉まであり、宿泊とセットにすれば、ゆったりと疲れをいやせる環境です。

斑尾高原スキー場

斑尾高原

温泉が近くにあることでよく知られています。スキー場は100%天然の雪を非圧雪で楽しめるコースが有名ですが、徒歩圏内に自家天然温泉もあるので疲れをいやせる環境です。高アルカリのお湯が出ていますが、刺激は少なく疲労回復にも良いとされています。首回りまでマッサージしながら入れば、血行も改善できて筋肉痛を癒せるでしょう。

竜王スキーパーク

竜王スキーパーク

長野県にある竜王スキーパークも滑った後に温泉が楽しめる環境です。ゲレンデのふもとにあるのが三ヶ月の湯です。ゲレンデ内にあるため、滑った後にウェアやボードを持ったまま温泉へ直行できます。筋肉痛をいやすための環境としてぴったりで、他にも切り傷や打ち身、くじきなどにも効用があるとされています。ゲレンデにいながら身体をリフレッシュしてから帰れるのは、竜王スキーパークならではです。

まとめ

スキーやスノボをした後に、身体のケアを行うことはとても大切です。あとから筋肉痛が出てくれば、それだけで辛い思いをしてしまうでしょう。せっかくの思い出も台無しになりかねません。近くに温泉があるところであれば、帰り際にケアできますし宿泊する場所としても利用しやすいため、利用しやすい環境かも事前に調べてみるといいでしょう。

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